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「Aさんはどうしてこんなところにいたんですか?」
『知りたいですか?』
「?はい·····」
『とりあえず、あそこのベンチに座りましょう』
小さな公園のベンチに隣り合って座る
私は、オッパたちに話した計画と今日の出来事を全てジョングクさんに話した
全部終わった後だ
別に話しても問題はない
「え!わざわざ会社にまで行ったんですか!?」
『これ、ウンビさんに話します?』
「話すわけないじゃないですか!!」
『良かったです。ジョングクさん、ありがとうございます』
「·····あの、そのジョングクさんって言うのやめません?呼び捨てで呼んでくださいよ。あと、僕の方が年下なんで敬語もやめてください」
『じゃあ私のこともAさんって呼ぶのやめてください』
「えっ·····じゃ、じゃあ·····ヌナ?」
少し顔を赤くさせながら言うジョングク
思わず、可愛いな、と思ってしまった私は、それを悟られないように笑って口を開いた
『じゃあ改めて。グガ、これからよろしく』
「はい!!よろしくお願いします、ヌナ」
グクはそう言って、はにかんだような笑顔を私に見せた
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作者名:ローウェイ | 作成日時:2022年8月28日 1時