Life is hard２ (ページ24)

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そして、コンサート当日

コンサートが終わり、ホソクさんが戻ってくると、スマホが鳴る

チャニョル来たよ!!多分Aが言ってた女だよ!!

それを読んで、スマホをポケットにしまうと、テヒョンとグクが部屋に入ってくる

「ホソギヒョン逃げて!!」

「不審者が侵入したそうです!!」

私はスマホで文字を打って、テヒョンとグクに見せながら喋る

『ホソクさん、衣装室に行きましょう』

「え？」

テヒョンとグクが真剣にスマホ画面を見ている中、ホソクさんだけがハテナな状態

『そこに隠れていれば見つからないはずです』

「じゃあ僕たちはあの人を探してきます」

読み終えたグクがそう言って、ホソクさんを連れて走って行く

『うん、じゃあお願いね！』

私がスマホに打ち込んだ内容は主に2つだ

〖グクはホソクさんを連れて裏口から出て〗

〖テヒョンは警察に通報して、衣装室まで連れて来て〗

あの時点で、衣装室に向かっていたのは、最初から私だけだったのだ

『それで、チェ・ハユンはまんまとはめられたわけですよ』

全て話し終えると、3人は呆気にとられていた

「え、じゃあ全部Aの計画通りってこと？」

『まぁ、そうですね』

「ヌナ、さすがです」

「ね、A！姉御って呼んでもいい？」

『それジミンにも言われたわ』

「俺たちクオズは親友だからね!!」

『私も一応クオズなんだけど』

「Aは親友以上だから」

「ヒョン、それどういう意味ですか」

「んー？そのまんまだよー？」

いち早く反応したグクがテヒョンに突っかかる

2人はそのまま喧嘩を始めてしまった

テヒョンがグクに頬を引っ張られて、痛いー、と言っている

·····テヒョンア、頑張れ