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ソクジンside
番組の収録が終わって控え室に戻る
控え室に戻る途中も、ホソクとテヒョンはキョロキョロと辺りを見回している
そんな2人を横目に歩いていると、こちらに向かって歩いてくるAを発見
その途端、Aが左にフレームアウトする
ん?!消えた!?
Aがいるであろう部屋に思わず早足で近づく
「ちょっとヒョン?!どこ行くの!?」
「ホソガ、作戦を実行する手間が省けたかもな」
「え、それって·····」
みんなして部屋の前で聞き耳を立てる
「何で俺まで·····」
「ちょっと静かにしてください、ユンギヒョン」
7人の男が揃いも揃って、部屋の前に張り付いているのだ
怪しいことこの上ない
他のアイドルたちの視線が刺さるが、今はそんなことを気にしてはいられない
会話の内容ははっきりとは聞こえないが、『イ・テミン!』と叫ぶAの声だけははっきりと聞こえた
それは弟たちも同じようで·····
「え？テミニヒョン？」
と、ジミンが呟く
みんなで顔を見合わせる
テミンとも知り合いだなんて·····
ますますAの謎が深まっていく
すると突然、誰かにガシッと肩を掴まれる
「あれー？君たちこんなところで何してるのー？」
「なんだー？盗み聞きかー？とりあえず入って入って」
後ろにいたのはレイヒョンとチェン
そのまま中に押し入れられる
入ってすぐに見えたのは、Aの驚いた顔
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作者名：ローウェイ | 作成日時：2022年7月15日 18時
