相愛 #13 ページ2
今日は応援のために、日本代表の試合を見に来ています。
「お疲れ様です」
『おつかれ〜』
控え室の近くまで来ると、みんな挨拶を返してくれる。
智くんを探して、辺りを見回す。
『小川ならまだ山本と話してたよー』
「あ、ありがとうございます…！」
探していたのがバレるのは、ちょっと恥ずかしい。
『Aさん！来てたんだ！』
「藍くん、お疲れ様！」
『うぃ〜』
拳と拳をコツンとあわせる。藍くんは私と同い年でいつも仲良くしてくれる、良きお友達だ。
『今日の小川さんのレシーブやばくなかった！？』
「うん、すごかった！！」
『でも〜、俺もよかったっしょ？』
藍くんがニヤッと口角を上げる。
「確かに藍くんもかっこよかった、ね…」
藍くんのプレーを思い出して頷く。と、横から手が伸びてくる。
「え」
『だーれがかっこよかったって？』
「！智くん、おつかれさま」
『うん。で、俺の話じゃないの？』
「智くんの話もしてたよ」
『“も”？』
『俺もかっこよかったって〜』
藍くんが横から入る。
チラッと藍くんを見た後、智くんは私に視線を戻した。視線が痛い。
「えっと…いや、せっかく来てるからみんな見たいなーって」
『…まーねー、それはそうだけども』
「でも、結局自然と智くんの方に目がいっちゃったなぁ」
言ってて恥ずかしくなり顔を下に向ける。
『…あ、そ、まーー今日は上手くいったし？俺だからね〜、そりゃそうだよな〜』
ウンウン、と腕を組みながら、首を振りすぎなくらい頷いている。
『智さぁ、さっきずっとAちゃんの話してたよ。今日ちゃんと魅せられたかな〜って』
『ちょ、智さん！それ言わないでくださいよ！』
山本さんのカミングアウトに、智くんの耳と顔がうっすら赤くなる。
二人揃ってりんごになっていると、飛んでくるヤジ。
『なんか…若いよね。』
『うん。甘酸っぱい。』
『有志たちもホヤホヤだけどさ〜、こっちはまた学生の恋的な。ウブだね』
関田さん、小野寺さん、�盒兇気鵑�しみじみと話している。
『あーもー、恥ずかし』
ちょっと拗ねたようにそっぽを向く智くん。
私よりも年上だけど、子どもっぽいところも結構あったりする。
そんな智くんを見て、思わず笑みがこぼれた。
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るー - 小川くんの小説すっごく嬉しいです！出来たら、小野寺くんのも書いてください！応援してます！ (10月14日 20時) (
レス) @page6 id: 4d20971aa2 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪花(プロフ) - ノアの方舟さん» ogwくん、個人的に一番書きやすくてネタも多く降ってくるんですよね…（笑）マイペースですが、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです！♡ (10月13日 23時) (レス) id: 40e1a2b6cf (このIDを非表示/違反報告)
桜雪花(プロフ) - ネオンライトさん» コメントありがとうございます！励みになります☺️ (10月13日 23時) (レス) id: 40e1a2b6cf (このIDを非表示/違反報告)
ノアの方舟(プロフ) - 小川くんの夢小説全然ないんでめっちゃうれしいです！ (10月12日 13時) (レス) id: cebf5680f2 (このIDを非表示/違反報告)
ネオンライト - すごく良いですね！続編を楽しみにしています♪ (10月11日 11時) (レス) id: 1121998891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜雪花 | 作成日時：2023年10月11日 0時
