丸ちゃんの誕生日、丸ちゃんを笑顔にするぞ�� ページ22
信ちゃんside
やすからのLINEで、俺が横に連絡する羽目に
なってもうた。
「ええやん、夫婦なんやから。」ってなんな
ん。(笑)
まぁ、ええか。
「横、お疲れさん。
今、時間ええか？」
ピコン。
「どないしたん？」
「丸のことで話があんねん。」
「どうしたん？」
「ほら、あれや。
誕生日！」
「なんや、びっくりさせんといて〜や。」
「ごめん、ごめん。
そんでな、今から4人でリモート会議やて。」
「わかった。」
「ほならまた後でな。」
「おう。」
丸の誕生日かぁ。
今年はどうするんかなぁ。
スケジュール帳を見ると、
あ、前日が歌番組の特番やないか。
てことは、収録が長引けば5人で誕生日を迎
えることになるんか。
それはそれでええかもだけど、
その後、どこかの店になだれ込むのもなぁ。
このご時世だからな。
誰かの家になだれ込むか。
かといって、倉安とこだけはあかんからな。
あいつらの愛の巣は、やばいだろ。(笑)
ということは、俺ん家か横ん家かいな。
まぁ、みんなに聞いてみないとわからんしな。
あ、パソコン用意しないと、
会議始まってまうわ。(笑)
用意したパソコンにそれぞれが写し出された
。
「やす、なんでパジャマなん。」
「だってもう寝る時間やで。」
「おーくら、おまえなんで飲んでるねん。」
「そりゃ、飲みたかったから。」
会議の前に、一通りの突っ込みたいかがある
のは、恒例行事だ。
「じゃあ、始めようか。」
俺はさっき思いついた事をみんなに発表した
。
「俺ん家？」
「横んとこは広いから、帰らなくても寝る
所はありそうだから。」
「ほんまやね。」
「じゃあ、そういう事で。」
「了解〜。」
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作者名：niko | 作成日時：2020年6月1日 17時
