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『フジ飲みに行くべ』
フジ「いいけど、急にどうした！？」
『キヨと居たんだけど、なんか友達来るからって追い出された』
フジ「あー、なるほどね」
『レトルトさん達だと思ったら違う人らしい』
フジ「キヨは友達多いからね」
『フジは友達少ないから安心だべ』
フジ「それ俺落ち込んじゃうよ？」
『冗談だべ』
フジ「こーすけとヒラも誘う？」
『ヒラは配信。こーすけは編集終わって余裕あれば来る』
フジ「ＯＫ。どこで飲む？俺の家でいい？」
『そのつもりで酒大量買いした』
フジ「だろうね！凄い荷物だもんね！」
『重いから入れて』
フジ「持つよ」
＝数時間後＝
フジ「Aが仕上がるの久しぶり過ぎる！あっはは！」
『キヨはー！？あいつ何してるべや！』
フジ「電話かけちゃう？」
『かける！』
フジは携帯を取り出しキヨに電話をかける
キヨ「はい」
『キヨ！』
キヨ「は？A？」
『はい！Aです』
キヨ「だいぶ仕上がってんじゃん！どうしたよ！」
『なんで来ないべや』
キヨ「今友達来てんだよ。フジといんの？」
『フジと居るべ』
まふ「キヨ！誰と喋ってるのー！？キヨの番だよ！」
キヨ「あぁ！？Aと喋ってんだよ！」
天月「女の子！？」
坂田「え！？あの可愛い子ちゃう！？」
キヨ「あー！うるせー！A、フジとかわれ！」
『フジ―！』
フジ「どした？」
『キヨが変われって』
フジ「どうした？」
キヨ「襲うなよ。絶対」
フジ「どうかなー、俺も酔ってるべ」
キヨ「ダメ！絶対ダメ！俺もあと5時間したら行く」
フジ「5時間後は普通に寝てると思う」
キヨ「とにかく！襲うなよ！以上！」
『キヨなんだって？』
フジ「5時間後にくるって」
『遅いべ。それは寝る』
フジ「Aこっち来て」
『何？』
フジ「キヨが居ないから独り占め」
フジは久我の腰に手を回す。
『キヨもだけどフジもまぁまぁ距離感バカだべ』
フジ「Aだけだよ」
『フジ...近いべ』
フジ「キス...できる距離だべ」
『したいの？』
フジ「したい」
『...フジ？』
フジ「キスしたい。だめ？」
その瞬間ピンポーンとチャイムが鳴り、玄関からこーすけの声が聞こえる。
『ははは！こーすけきたべ！』
フジ「まじであいつ恨む」
『フジ！』
フジ「ん？」
『キスはお預け』
ひひっと笑う久我を見てフジは大きなため息をつく
フジ「...可愛い。」
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作者名：みる | 作成日時：2021年4月1日 18時
