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キヨ「は?合コン?」
フジ「なんで急に?」
こーすけ「人数が足りなくて頼む!」
キヨ「俺そういうの無理なんだけど」
フジ「ラーヒーは?」
ヒラ「俺その日予定あるから行けないよ」
こーすけ「だからフジとキヨ頼む!」
キヨ「えー...」
フジ「んー...」
キヨとフジはこーすけを見ながらため息をつく
キヨ「今回だけだから」
フジ「乗り気じゃなくていいなら」
こーすけ「まじでありがと!連れに連絡してくるわ!」
キヨ「あ!こーすけ!Aには言うなよ!」
こーすけ「え?何で?」
キヨ「何でって...何でだ?」
フジ「俺に聞くなよ!」
ヒラ「Aちゃんは意外と繊細な子だからね」
こーすけは首を傾げながらヒラを見る
ヒラ「合コンに行くって知ったら、彼女欲しいのかなって深読みしてここに来なくなっちゃうよ」
キヨ「そう!それだ!」
こーすけ「よくわかんねぇけど、言わないようにするわ!」
そう言うとこーすけは部屋から出ていく。
フジ「ヒラよくわかってるな」
ヒラ「なんだかんだ1番付き合い長いからね」
キヨ「それは嫉妬する、まじで」
―合コン当日―
男性陣は5人、向かいの席には可愛らしい女性陣が座っている。
こーすけ「今日はお願いします!とりあえず乾杯しましょう!」
お酒も入り、各々席を移動したりしていた。
女性1「ねぇ、何飲んでるの?」
キヨ「ハイボール」
女性1「美味しいの?1口頂戴!」
キヨ「あー...おう」
女性はキヨのグラスに口をつけ1口お酒を飲む。
キヨはその姿を見てこういう子がモテるんだろうなぁなんて考える。
女性1「苦い!」
キヨ「そうか?あ...悪いトイレ行くわ」
キヨは席を立ち震える携帯を見る。
キヨ「どした?」
『今大丈夫?』
キヨ「大丈夫だよ」
『今日の夜ハウス行っていい?』
キヨ「俺今外出てて、何時頃?」
『22時過ぎ、酒飲みたい』
キヨ「俺も22時過ぎくらいには帰れるようにするわ」
女性1「キヨ君!トイレ長いよー!って、あ!電話?」
『あ、女と居る感じ?邪魔したな。やっぱいいわ』
キヨ「ちょっと!おい!!」
女性1「まずかった感じ?」
キヨ「...別に、大丈夫だよ」
キヨはため息をつき席につくとフジが「どした?」と聞いてくる。
キヨ「Aにばれた」
フジ「え!?ちょ...まて!Aから電話来た」
キヨ「お前もバレろ」
キヨは不貞腐れた顔で言う。
フジ「怖いこと言うなよ」
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作者名:みる | 作成日時:2021年4月1日 18時