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新庄は病院から帰ってくるとそのまま太田部長と監督室へ行き、病院でのことを話す。
片岡「なぜ、嘘をついた」
静紀『置いて行かれたくなくて、それにこの程度の痛みなら自分は大丈夫だと思いました。』
片岡「それでチームに迷惑をかけると思わなかったのか?」
静紀『迷惑をかけている、足を引っ張っていると思ったら抜けるつもりでした』
片岡「このまま変にクセがつき野球ができなくなる可能性もあったんだぞ」
静紀『それでも...自分は今を大切にしたかったんです』
片岡「ふッ....そうか。これからは練習後リハビリに通うようにな」
静紀『はい!!夏までには完治させます!』
片岡「あぁ、やはりレフトそして御幸の代わりにはお前が必要だ」
静紀『はい!!ありがとうございます!!失礼しました。』
新庄は深く頭を下げ部屋を出る。『前にもこういうことあったなー』なんて怪我をした当時を思い出し外を歩く。
静紀『あ...一也。もっち』
バッドを持っている2人を見つけたため新庄は近付き『わぁ!』と驚かす。
倉持・御幸「「!!??」」
静紀『え、ごめん。そんなに驚くと思わなかった!で..何見てるの?』
御幸「あ...あぁ、沢村と降谷が今日2人合わせて15点とられたんだよ」
静紀『おぉ...まぁ、しょうがないね』
倉持「ところでお前は大丈夫なのか?急に居なくなってたから」
御幸「まだ痛むのか?」
静紀『...監督室行く前は胃が痛かった』
渋い顔をしながら胃をさする新庄。
倉持「は!?病院に行ったって聞いたぞ」
静紀『あぁ、うん。舘さんの球が重くてスイングした時にちょっと違和感みたいな』
御幸「本当は?」
静紀『本当だよ』
御幸「本当に本当は?」
静紀『...すごい痛い。投げる時も地獄だったかな』
新庄はへなへな下にしゃがみ込み、倉持と御幸の顔を見て力なく笑う。
倉持「はぁあ。最初からそう言えよ」
御幸「おぶってやるから乗れ」
静紀『一也。ありがとう』
(倉持「俺らの前では無理すんなよ」)
(静紀『はーい』)
(御幸「...今何キロ?軽い」)
(静紀『まさかそのためのおんぶ?』)
(御幸「で?どうなの?」)
(静紀『4...47』)
(御幸「だめだ、こりゃ。」)
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みる(プロフ) - かなりさん» コメントありがとうございます!小説も読んでくださり大変嬉しくおもいます!時間に余裕も出来始めてきたのでまた再開しようと思っています!また更新した際には読んで頂けると幸いです!よろしくお願いします! (2020年6月6日 19時) (レス) id: bf78abcdff (このIDを非表示/違反報告)
かなり - それと、わがままなのは重々承知なのですが1つお願いがあります。この小説の続きが見たいです!!本当にこんな事を書いてしまってごめんなさい!これからも体に気をつけて頑張って下さい!ずっと応援しています!後、私はこの小説を読んでいると心が救われます!! (2020年6月4日 23時) (レス) id: d3ceb655af (このIDを非表示/違反報告)
かなり - 私、この小説にドキドキしてとても大好きな小説です!!この小説を初めて読んでいたらとても大好きになりこの小説のおかげでとても嬉しかったです!これからも体に気をつけて頑張って下さい!応援しています! (2020年6月4日 23時) (レス) id: d3ceb655af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にこさん25 | 作成日時:2019年12月26日 19時