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―合宿6日目―
沢村「終わった。キツかった合宿もあとは試合を残すのみ」
死にそうな顔をしている沢村・降谷。そこに「いただきまーす!」と御幸の声が響く。

沢村「てゆーか!あんたいつになったら俺の球受けてくれるんだよ!試合は明日なんだぞ!」

御幸「俺?」

沢村「なんか!ほら!あんじゃん、明日に向けて打ち合わせとか心構えとか」

降谷「そうだ、そうだ」

御幸「何言ってんだお前ら。変化球も投げられないやつらと何打ち合わせるんだよ」
沢村と降谷は驚いた表情をしている。

御幸「疲れも残ってるだろうし、2人とも明日は派手に散れ!」

静紀『一也。あんまりいじめないの!』
そう言い、新庄は机にお盆を置き御幸の正面に座る。

沢村「あ!静紀さん!聞いてくださいよ!こいつが!」

静紀『沢村くん…一也は先輩ね』
困ったように笑い沢村の話を聞く新庄。

降谷「静紀さん。今付き合ってる人いますか?」
降谷の急な一言で騒がしかった食堂が静かになる。

静紀『え?急だね…居ないけど(もしかして…昨日の電話)』

降谷「昨日の電話……」

静紀『あー…友達だよ?』
なんだ降谷の勘違いかよと食堂は再び騒がしくなる。

御幸「変な間があったぞ」

静紀『そんな怖い顔しないでよ。鳴だよ!』

御幸「ふーん。そっか」

沢村「鳴って誰っすか?」

静紀『俺の王様。沢村くんには話したよね?俺の元バッテリー』

沢村「へぇ!すごい投手の人ですよね!」

静紀『そうなんだよ!みんなの憧れ!』

沢村「一緒の学校には行かな…御幸「静紀!」」
御幸は沢村の話を遮り新庄を呼ぶ。そして自室に戻るぞと伝える。

静紀『沢村くん、また話そうね!ごめんね?』




御幸「…なんつー顔してんだ」

静紀『自分で自分の顔は見られないからね』

御幸「泣きそう。不安。辛い。そんでその感情を抑えようとしてる感じ」

静紀『複雑だね』
新庄は御幸に近寄り、御幸の肩に顔を埋める。


(御幸「あいつにはあんま深く聞くなって言っておくか?」)
(静紀『ありがとう。大丈夫だよ。』)

(過去の記憶)

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作品ジャンル:アニメ
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みる(プロフ) - かなりさん» コメントありがとうございます!小説も読んでくださり大変嬉しくおもいます!時間に余裕も出来始めてきたのでまた再開しようと思っています!また更新した際には読んで頂けると幸いです!よろしくお願いします! (2020年6月6日 19時) (レス) id: bf78abcdff (このIDを非表示/違反報告)
かなり - それと、わがままなのは重々承知なのですが1つお願いがあります。この小説の続きが見たいです!!本当にこんな事を書いてしまってごめんなさい!これからも体に気をつけて頑張って下さい!ずっと応援しています!後、私はこの小説を読んでいると心が救われます!! (2020年6月4日 23時) (レス) id: d3ceb655af (このIDを非表示/違反報告)
かなり - 私、この小説にドキドキしてとても大好きな小説です!!この小説を初めて読んでいたらとても大好きになりこの小説のおかげでとても嬉しかったです!これからも体に気をつけて頑張って下さい!応援しています! (2020年6月4日 23時) (レス) id: d3ceb655af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にこさん25 | 作成日時:2019年12月26日 19時

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