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―合宿3日目の夜―
静紀『沢村君。今お風呂で寝てたみたいだけど大丈夫?』
沢村「へ!?静紀さん!?裸!?」
静紀『そりゃ俺男だからね』
沢村「わかってますよ!わかってるんですけどね!?」
静紀『それだけ元気なら大丈夫だね!』
降谷「静紀さんも元気。」
静紀『先輩が後輩よりばててちゃだめでしょ』
と新庄は笑いながら言い、湯船に入ると春市の横に座る。
静紀『お兄さんすごいよね』
春市「....!?」
静紀『追いつきたいよね』
春市「はい。でも俺はついていくのに精一杯で」
静紀『初めての合宿に完璧を求めちゃだめだよ。春市くんは春市君のやれることをやればいい。
今はそれでいいと思う。俺はね。』
春市「先輩。本当に兄貴の言う通り優しいですね。」ふふっと笑う春市。
沢村「春っち!だめだぞ!静紀さんは男だ!惚れるなよ!」
と真っ赤な顔をして叫ぶ沢村に春市は「栄純君説得力ない」と指摘する。
静紀『さ!のぼせる前に出るよー!』
降谷・沢村は「「待ってください!」」とついていく。
春市「(この人は捕手の練習に加えて、外野の練習もこなしている。それだけで十分大変なのに俺達の心配まで)」
『春市君も出るよー』と扉から顔を出す新庄に「あ!はい!」と答え春市も風呂場を出た。
―合宿4日目―ブルペン
御幸「ナイスボール!ノリ」
川上「なんかお前に褒められるの珍しいな。絶対何か裏あるだろ」
御幸「いやいや、今のコースは打たれねぇよ。せっかくのサイドスローなんだストライクゾーンは存分に使おうぜ」
その隣では、丹波と新庄が練習をしていた。
静紀『ナイスボールです!』
御幸「丹波さん、きれてんね。今日も」
静紀『疲れもあると思うけど、気合が入っているのはわかるよね。3年生は最後だしね』
宮内「新庄!外野手の方いけ!変わる!」
静紀『はい!丹波さん失礼します!』
丹波に頭を下げた後に御幸に「またね」と伝える。その後ブルペンでは宮内と御幸がバチバチしておりすごい気迫に満ちていた。
(亮介「何?その守備。へたくそ」)
(静紀『わぁぁ!すみません』)
(伊佐敷「もっと走れ!静紀!!!」)
(倉持「ひゃははは!走れ!走れ!」)
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みる(プロフ) - かなりさん» コメントありがとうございます!小説も読んでくださり大変嬉しくおもいます!時間に余裕も出来始めてきたのでまた再開しようと思っています!また更新した際には読んで頂けると幸いです!よろしくお願いします! (2020年6月6日 19時) (レス) id: bf78abcdff (このIDを非表示/違反報告)
かなり - それと、わがままなのは重々承知なのですが1つお願いがあります。この小説の続きが見たいです!!本当にこんな事を書いてしまってごめんなさい!これからも体に気をつけて頑張って下さい!ずっと応援しています!後、私はこの小説を読んでいると心が救われます!! (2020年6月4日 23時) (レス) id: d3ceb655af (このIDを非表示/違反報告)
かなり - 私、この小説にドキドキしてとても大好きな小説です!!この小説を初めて読んでいたらとても大好きになりこの小説のおかげでとても嬉しかったです!これからも体に気をつけて頑張って下さい!応援しています! (2020年6月4日 23時) (レス) id: d3ceb655af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にこさん25 | 作成日時:2019年12月26日 19時