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― 2-Bの教室―
倉持「この前の黒士館戦のスコアブックか。
お前本当にそれ見るの好きだよな。ヒャハハ」
御幸「これも仕事のうちだからな」
倉持「正直言って、この期間で沢村がここまで化けるとは思っていなかったからな。
まぁ、全部クリス先輩が引き出したんだろうけど、ヒャハハ!
けど…あいつちゃんと切り替えられるのかよ?昨日の晩もずっと泣いていたらしいしよ。」
倉持は真面目な顔で御幸に問う。
倉持「あいつはどう見ても気持ちで投げるタイプのピッチャーだろ?これからに影響でなきゃいいけどよ」
御幸「切り替えてみせるさ。この俺がな。」
御幸はニヤニヤしながら言い放つ
倉持「言ってろこの野郎。てめぇのそういうとこが鼻につくんだよ」
御幸「そりゃどうも」
倉持「褒めてねぇよ!って…あいつは?」
御幸「3年生に連れて行かれたよ」
倉持「は?なんで?」
御幸「体重変わってなくて説教?」
御幸と倉持は新庄について話していると
静紀『うわぁぁあ!一也!もっち!助けてぇえ!』
亮介「走るなバカ。安静って言葉知らないわけ?」
結城「静紀。これを食べるまでは帰さんぞ」
伊佐敷「おい!てめぇ!助け求めんな!」
静紀『だって、だってぇ!純さん、亮さんがこわ…亮介「なに?」…いえ。』
そんな新庄の様子を教室から眺める2人
倉持「なんか。あいつが俺らに助けを求めるって良いな」
御幸「まぁ、けど…あいつのためだから、ここは厳しく行く」
倉持「あー!俺揺らぎそう!」
静紀『一也!もっち!って…先輩方休み時間終わりますよ!?』
結城「む、そうだな。御幸、倉持。これを静紀に食わせてやれ」
そう言い、結城は御幸の机に爆弾おにぎりを置いて去っていく。
そんな去っていく3年生見つめ、新庄は『助かった』っと呟く。
御幸「お疲れ様。……で、今食える?どうする?」
静紀『今はいらない』
御幸「あとでちゃんと食えよ?」
そう言って御幸は新庄の頭を撫でる。
(倉持「お前…甘やかしてんな…」)
(静紀『2人とも俺に優しいもんね!』)
(御幸「…まぁな。」)
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みる(プロフ) - かなりさん» コメントありがとうございます!小説も読んでくださり大変嬉しくおもいます!時間に余裕も出来始めてきたのでまた再開しようと思っています!また更新した際には読んで頂けると幸いです!よろしくお願いします! (2020年6月6日 19時) (レス) id: bf78abcdff (このIDを非表示/違反報告)
かなり - それと、わがままなのは重々承知なのですが1つお願いがあります。この小説の続きが見たいです!!本当にこんな事を書いてしまってごめんなさい!これからも体に気をつけて頑張って下さい!ずっと応援しています!後、私はこの小説を読んでいると心が救われます!! (2020年6月4日 23時) (レス) id: d3ceb655af (このIDを非表示/違反報告)
かなり - 私、この小説にドキドキしてとても大好きな小説です!!この小説を初めて読んでいたらとても大好きになりこの小説のおかげでとても嬉しかったです!これからも体に気をつけて頑張って下さい!応援しています! (2020年6月4日 23時) (レス) id: d3ceb655af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にこさん25 | 作成日時:2019年12月26日 19時