優しいキャッチャーの物語

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静紀『...って感じで、2日間は安静です。』

伊佐敷「お前な..男気は良いけど。無茶すんな。」

亮介「さ...静紀の生存確認もできたし、俺は部屋に戻るよ。」

静紀『純さん！亮さん！その..ありがとうございます。おやすみなさい。』

伊・亮「「おやすみ」」
2人は微笑みながら出ていった。

結城「俺も帰るとする。静紀、明日から安静にな」

静紀『哲さんもありがとうございます。おやすみなさい。』

倉持「お前が怪我したって言われたとき、心臓止まるかと思ったわ」
倉持は新庄の頭を撫でながら言う。そんな倉持に新庄は『ごめんね』と呟く。

御幸「クリス先輩から聞いたよ。すごかったって。強くなったな。さすが俺の「ライバル」」
ライバルという言葉を聞き、新庄の目からはどんどん涙があふれていく。

御幸「置いていかれるって思ったか？俺はお前から逃げるのに必死。みんなお前を認めてるよ」

倉持「そうだぜ！お前はすげぇよ」

静紀『俺...俺..。』
っとポロポロ涙を流す新庄。
静紀『(昔から小さくてバカにされていた。お前に捕手は向いていない。
　 何度も周りから言われた。悔しかった。俺は、ずっと捕手として認められたかった。)
　 ....一也、もっちありがとう』

御幸「あー、もー泣くな！泣くな！抱きしめてぇけど、お前肋骨やっちまってるもんな」

倉持「あー...なんだこれ。とにかくお前には俺らが居る！」

静紀『だいすき...2人とも大好きだよぉぉ』
わんわんなく新庄に「今日は特別3人で寝るか！」と意味のわからない発言をする倉持。

御幸は嫌だと拒否したが、新庄が倉持の意見に賛成していたため結局3人で寝ることに。


(御幸「なんだかんだでこいつが大切」)
(倉持「静紀、お疲れ様。」)

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