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―翌日の夜―

御幸「なんだ、お前だいぶ食えるようになったじゃないか。
  初日は吐いてたくせに。若いやつは成長が早くてよいねー」
と言いながら御幸は沢村の横に座る。

沢村「うっせ。って...あなたは静紀先輩!?」
沢村は御幸の正面に座った新庄見て驚いた。

静紀『沢村君、たくさん食べれるようになってよかったね。
  でも、ゆっくり食べなきゃ身体に毒だよ!』
と笑いながら話す新庄。

沢村「あの!その、あの時はありがとうございました!!」

静紀『あの時?あぁ...大丈夫だよ。気にしないで。』
沢村は顔を真っ赤にしてご飯をかきこむ。

沢村「ってか皆静かだけどなんかあったのか?」

御幸「ん?お前聞いてねぇの?明日一年のチームと2.3年で試合やるんだぜ?」

沢村「何!?そんな話全然聞いてねぇぞ!」
沢村は立ち上がり、御幸の胸ぐらをつかんで揺さぶる。

御幸「本来なら一年からレギュラー選考なんてしねぇんだわ
  けどこの間の試合で状況が変わってな。」
なんて話すと、新庄はまた困ったような顔をしていた。

降谷「あの、ここ隣良いですか?」
降谷は沢村と御幸の間に腰を掛ける。

降谷「御幸先輩、自分は明日ここにいる誰にも打たせるつもりはありません。
  そしたら僕の球受けてもらえますか?」
御幸は驚いた表情をし、そのあと新庄をちらりと見る。
新庄も御幸と同じように驚いていたが、すぐに柔らかい表情になり「すごいなぁ」と呟く。

その後、降谷の周りを囲んでいた2.3年生に丹波が一喝を入れ、その場はおさまった。

御幸「静紀、お前の言ってたやつあいつ?」

静紀『うん。一也に受けてもらいたくてはるばる北海道からだって』
すごいよね...なんて笑う新庄。

(御幸「お前も十分すげぇよ...。」)

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作品ジャンル:アニメ
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みる(プロフ) - かなりさん» コメントありがとうございます!小説も読んでくださり大変嬉しくおもいます!時間に余裕も出来始めてきたのでまた再開しようと思っています!また更新した際には読んで頂けると幸いです!よろしくお願いします! (2020年6月6日 19時) (レス) id: bf78abcdff (このIDを非表示/違反報告)
かなり - それと、わがままなのは重々承知なのですが1つお願いがあります。この小説の続きが見たいです!!本当にこんな事を書いてしまってごめんなさい!これからも体に気をつけて頑張って下さい!ずっと応援しています!後、私はこの小説を読んでいると心が救われます!! (2020年6月4日 23時) (レス) id: d3ceb655af (このIDを非表示/違反報告)
かなり - 私、この小説にドキドキしてとても大好きな小説です!!この小説を初めて読んでいたらとても大好きになりこの小説のおかげでとても嬉しかったです!これからも体に気をつけて頑張って下さい!応援しています! (2020年6月4日 23時) (レス) id: d3ceb655af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にこさん25 | 作成日時:2019年12月26日 19時

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