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食堂でご飯を食べながら御幸は最近の部内の様子を倉持と新庄に確認する。
御幸「じゃぁ、皆結構調子あげてる感じか」
静紀『人数足りないからたまにブルペン入るけど、投手陣にも不調な人はいなさそう。ノリも今の所良い感じ！』
倉持「おめぇが居ないせいで静紀がブルペン行っちまうんだよ。早く野手組に静紀返せよ」
静紀『もっち、焦らせちゃだめだよ？』
御幸「キャプテンの大変さがわかったかー？」
倉持「うるせーよ、でも...正直なとこおめぇが居ないと調子狂う」
静紀『あらま、もっちが素直』
倉持「....静紀、茶碗空だぞ。2杯目ついでこい」
静紀『今から行くところなの！』
新庄は自分の茶碗を持ち席を立つ。
御幸「で？静紀をどかした理由は？」
倉持「お前が居ねぇと、静紀が元気ねぇ気がするんだよ。それに最近の自主トレ見てても明らかにオーバーワークだ。あいつなりに今回の大会のこととか、お前が抜けた穴とか考えてるみたいだけどよ」
御幸「よく見てんな。でも静紀は倉持の負担も減らしたいとか考えてるぜ。キャプテン代理はお前だ。だから俺らに頼りにくい今、あいつなりの壁にぶちあったてんだろうな」
倉持「壁って何回ぶち当たんだよ」
倉持は御幸から視線を外し新庄の後ろ姿を見つめる。
御幸「メンタルの弱いあいつだ。でも、もうすぐ3年になって1年も入ってくる。そしたら当然俺や倉持の負担も増えてくる。だからこそこの状況を手助けするわけにはいかねーよ」
倉持「...わぁってるよ。でもあいつがまじで辛そうな時、俺は助ける」
倉持は真剣な表情で御幸を見ている。すると『見て見て！』と新庄の明るい声が聞こえる。その声に2人とも振り向く。
静紀『おばちゃんに卵もらったから卵かけご飯作った！俺ついてる！』
倉持御幸は再び目を合わせて笑いだす。
御幸「(今の所は大丈夫そうだな)良かったな、静紀」
倉持「ひゃはは！お前はそうでなきゃな！」
静紀『え？俺暗かった！？』
御幸「んー、切羽詰まってる感じ。でも安心した」
静紀『ふふ...俺なら大丈夫だよ。2人とも！だから今は安心して見てて！』
笑いながら話す新庄に御幸と倉持は頷く。
(御幸「(今は...ってこいつ言ったな)」)
(倉持「(今後も気にしてやらねーとな)」)
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連夜 - ホントもうヤバイくらい好き。神作としか言いようがない。小さな怪物もとっくに読んでます。応援しています。 (6月7日 2時) (
レス) @page25 id: 433cf63c41 (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなぽー(プロフ) - このお話ほんとに好きです！！！！もうすでに五回以上は読み返してます。すごく読みやすいしほんとに好きです！！！！連載当初から読んでて一番好きです！！ACT 2の由依くんとか奥村との絡みがめちゃくちゃ楽しみです！！更新楽しみにしてます！！！ (2021年8月3日 15時) (レス) id: 42cc65e18d (このIDを非表示/違反報告)
みる(プロフ) - いずもさん» ありがとうございます！ただいまです！これからもよろしくお願いします！ (2020年12月14日 6時) (レス) id: 6d0697951d (このIDを非表示/違反報告)
いずも(プロフ) - おおおおかえりなさい！(喜) (2020年12月13日 16時) (レス) id: c8295f08c4 (このIDを非表示/違反報告)
みる(プロフ) - みーさん» ありがとうございます！また頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2020年12月13日 10時) (レス) id: 6d0697951d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこさん25 | 作成日時：2020年2月3日 22時
