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翌日。実家に帰るものや寮に残る者もおり、青道野球部の寮は少しざわついていた。
静紀『あ...春市君！実家に帰るよね？』
春市「はい。何かありました？」
静紀『これ、亮さんに渡してもらっても良い？』
春市「僕が渡して良いんですか？」
春市は新庄から物を受け取りながら言う。
静紀『うん。なんか照れ臭いし、亮さんが何言うかも何となく想像つくし』
降谷「これ、何ですか？」
静紀『降谷君...えっと、亮さんにはお世話になってるからプレゼント』
降谷「え、いつ買いに行ったんですか？」
春市「たしかに」
静紀『う...手作りで...カップケーキ...』
カップケーキと言う言葉を聞いて降谷と春市は余りはないのかという顔をしている。
その顔を見て新庄はしぶしぶ『失敗作なら...』と2人に余りを渡す。
降谷「ありがとうございます」
春市「食べても良いですか？」
静紀『内緒だからバレないようにね！』
御幸「何が内緒だって？」
静紀『ひぇ。って一也か』
降谷と春市はわたわたし、カップケーキを隠そうとする。
御幸「別に隠さなくても大丈夫だぞー。俺は昨日作ってる所に居たし、何なら出来立ての食ってるから。な、倉持」
倉持「おぉ。結構うまいぞ」
御幸「あの時の静紀可愛かったよな」
倉持「あれは可愛かった」
静紀『もう、2人ともバカにし過ぎだ！降谷君、春市君！じゃ、気を付けて帰るんだよー』
新庄は倉持と御幸の腕を引っ張りながら歩いていく。
春市「行っちゃったね...降谷君？」
降谷「静紀さんの手作り....嬉しい」
春市「(先輩たちは牽制のつもりで言ったんだろうけど...降谷君には効かなかったみたいですよ)」
春市は降谷を見て笑う。
静紀『そういえば、2人は今から帰るの？』
倉持「俺はもう少ししたら」
御幸「俺は昼前かな？お前は？」
静紀『俺は今からもう出ちゃうかな』
新庄は肩に持っている荷物を持ち直す。
御幸「浮気すんなよ」
静紀『浮気って...付き合ってないでしょ』
御幸「まだな」
倉持「おい、俺が居ること忘れんなよ。あと付き合うのは俺だ」
静紀『何言ってるの？』
新庄はふふっと笑い、『また年明けね』と呟き、御幸と倉持に手を振って歩き出す。
(御幸「静紀！」)
(倉持「土産楽しみにしてる！！」)
(静紀『了解！俺も2人の楽しみにしてる！』)
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連夜 - ホントもうヤバイくらい好き。神作としか言いようがない。小さな怪物もとっくに読んでます。応援しています。 (6月7日 2時) (
レス) @page25 id: 433cf63c41 (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなぽー(プロフ) - このお話ほんとに好きです！！！！もうすでに五回以上は読み返してます。すごく読みやすいしほんとに好きです！！！！連載当初から読んでて一番好きです！！ACT 2の由依くんとか奥村との絡みがめちゃくちゃ楽しみです！！更新楽しみにしてます！！！ (2021年8月3日 15時) (レス) id: 42cc65e18d (このIDを非表示/違反報告)
みる(プロフ) - いずもさん» ありがとうございます！ただいまです！これからもよろしくお願いします！ (2020年12月14日 6時) (レス) id: 6d0697951d (このIDを非表示/違反報告)
いずも(プロフ) - おおおおかえりなさい！(喜) (2020年12月13日 16時) (レス) id: c8295f08c4 (このIDを非表示/違反報告)
みる(プロフ) - みーさん» ありがとうございます！また頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2020年12月13日 10時) (レス) id: 6d0697951d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこさん25 | 作成日時：2020年2月3日 22時
