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その後も点差は開いていき、4回には15対0で青道がリードしていた。
そして4回裏には降谷に代わり沢村がマウンドに立つ。
結城「落ち着いていけ!」
伊佐敷「2点は許す!それ以上はころーす!」
倉持「笑いはいらねーからな!ひゃはは!」
静紀『落ち着いてー!後ろは大丈夫だからねー!』
増子「まずは1つな。沢村ちゃん」
沢村「はい!!ガンガン打たせていくのでよろしくお願いします!!」
そして一球目....『あ、当たる』新庄は沢村のピッチングを見ながら言う。その球はバッターの肩に当たりデッドボール。御幸がタイムを取り、内野陣は沢村の元へ行く。
静紀『ありゃ。沢村君やっちゃいましたね』
伊佐敷「あのバカ!!何やってんだよ!マウンド降りてぇのかよ!」
静紀『でも、今話してる感じだと大丈夫そうですね』
伊佐敷「チっ...ふざけやがって!」
切り替えることができたのか沢村の目が変わる。そして2アウトをとる。
静紀『心配いりませんでしたね』
伊佐敷「できんなら、最初からやれっつーんだよ」
5回の裏には川上が登板しゲームセット。こうして初戦の幕を閉じた。
翌日、学校中で野球部のことが騒ぎになっていた。
友人「野球部!明日も試合なんだってな!俺ら応援行くからな!」
静紀『ありがとう!』
友人女「静紀くん!私たちも行くからね!」
静紀『うん!張り切らないとね!』
2Bの教室では男女何名かに囲まれている新庄が居た。
倉持「おい。アレ...」
御幸「今日くらいは許してやるさ」
倉持「目笑ってねぇぞ」
御幸「....心を広く」
倉持「お前、何気に前に成宮に言われたこと引きずってるだろ」
友人「あの2人また一緒に居る。友達いないんじゃないの?」
と周囲はヒソヒソ話していた。そこへ『何はなしてるの?』と座っている御幸に後ろから抱き着くように新庄が身を乗り出す。
倉持「(うわぁ、こいつ表情変わりすぎだろ)」
御幸「んー..内緒」
静紀『仲間外れ!!』
倉持「こいつは嫉妬深いって話」
静紀『そうなの?』
(クラスメイト「静紀が入るとあいつらの空気一気に和むな」)
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みる(プロフ) - ご指摘ありがとうございます! (2020年1月8日 22時) (レス) id: 10a2172696 (このIDを非表示/違反報告)
幸ぴろ - 52話の増子さんの台詞が「あずは1つな…」 になっています。 (2020年1月8日 21時) (レス) id: ba2c8d8630 (このIDを非表示/違反報告)
幸ぴろ - 今、やっと87話まで見終わりました! 続きが楽しみです! (2020年1月6日 23時) (レス) id: ba2c8d8630 (このIDを非表示/違反報告)
みる(プロフ) - コメントありがとうございます!!本当に嬉しいです!!これからも頑張ろうと思います! (2020年1月6日 19時) (レス) id: 10a2172696 (このIDを非表示/違反報告)
幸ぴろ - 今、三回目を見ている途中です! 僕この話、すごく気に入ったので、 めっちゃ見ています! (2020年1月6日 18時) (レス) id: ba2c8d8630 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にこさん25 | 作成日時:2020年1月3日 9時