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御幸「(稲実にしたら確実にランナーを進めていきたい場面だよな。ここはバントでアウト1つもらっておきましょう)」
相手はバントをするも御幸はその球をすぐに捕りサードへ送球。サードはアウトになる。
静紀『さすが一也(これで丹波さんも落ち着くと良いんだけど)』
次の打席には神谷。ここから稲実の上位打線となる。
丹波はインコースを投げ、神谷はサードフライを打ち上げアウトに。
続く打席でも丹波はインコースを投げる。
静紀『一也の強気のリード。本当に...すごいよ。お前は。俺にはできない』
新庄は丹波をリードする御幸を見つめて呟く。
静紀『(試合中なのに...諦めたはずなのに..俺もあそこを守りたいって思ってしまう..)』
「ストライク！！バッターアウト！！」と審判の声がマウンドに響く。
静紀『(嬉しいはずなのに...俺は...。切り替えよう)...ナイスピッチです！！』
新庄は首を横に振り、丹波の周りに居る亮介たちに混ざっていく。
成宮「だから俺と離れなければよかったんだよ、お前は」
ベンチから新庄の様子を見ていた成宮が苛立ちながら言う。
多田野「鳴さんなにか言いました？」
成宮「うるせーよ！言ってない！！しかし、しぶといなぁ。もっと崩れると思ったのに」
原田「当然だろ。努力し、成長してるのは俺達だけじゃねーからな。次の回チェンジアップ多く使うぞ。終盤にかけて奴らがこの球をより意識するようにな。」
青道高校は1番倉持から。初球いきなりのチェンジアップに倉持はバッドをつまらせてしまう。
静紀『きた。監督..やっぱり終盤に意識させるように原田さんはチェンジアップ主体で来ます』
片岡「たしかに...配球を変えてきたな」
亮介にもチェンジアップが投げられるが空振り。足も痛むのか徐々に亮介の顔も険しくなる。
静紀『亮さーん！！俺は！信じてます！』
ベンチから大声で叫ぶ新庄。
亮介「(ちゃんと聞こえてるよ。バカ)」
しかし、亮介は1塁でアウト。苦しそうな表情の亮介に新庄は涙をこらえる。
(倉持「(亮さん....)」)
(もしチームの足を引っ張てると思ったらお前が言ってくれ)
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みる(プロフ) - ご指摘ありがとうございます！ (2020年1月8日 22時) (
レス) id: 10a2172696 (このIDを非表示/違反報告)
幸ぴろ - 52話の増子さんの台詞が「あずは１つな…」 になっています。 (2020年1月8日 21時) (レス) id: ba2c8d8630 (このIDを非表示/違反報告)
幸ぴろ - 今、やっと８７話まで見終わりました！ 続きが楽しみです！ (2020年1月6日 23時) (レス) id: ba2c8d8630 (このIDを非表示/違反報告)
みる(プロフ) - コメントありがとうございます！！本当に嬉しいです！！これからも頑張ろうと思います！ (2020年1月6日 19時) (レス) id: 10a2172696 (このIDを非表示/違反報告)
幸ぴろ - 今、三回目を見ている途中です！ 僕この話、すごく気に入ったので、 めっちゃ見ています！ (2020年1月6日 18時) (レス) id: ba2c8d8630 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこさん25 | 作成日時：2020年1月3日 9時
