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夕方の教室。

と言ってもまだ青く残る空がのぞく一つの教室。

…あはは。何ポエミーなこと言ってんだろ。


「今日三年生が懇談会って言いましたよね?
静かにしてとも言ったはずなんですが…。
もう少し、気遣いができるようになりましょう。」


…は?気づかい?


「騒ぐなというわけじゃありません。
寧ろ話すことはいいことです。
…ですが、三年生も重要な時期です。
貴方たちも、集中してるときにこんなに騒がしいのは嫌でしょう?」



え、寧ろ毎日騒がしいじゃん。

僕たちがテストしてるときも騒いでたよね?

僕もう無理しないって決めたんだけど。

僕たちが我慢しなきゃいけない案件なの?

拒否権は?気を付けましょうねって言ってるけど、それ絶対だよね?

教師が絶対なの?道徳でもやったけどさ、社会でも。

人類みな平等って言うならさ。僕たちにも発言させてよ。

今僕たちにある発言の選択肢はさ。


「「「「はい。」」」」


だよ。これだけ。

そして声をそろえて言うんだよ。


「「「「「「「さようなら」」」」」」」


嗚呼、またこの後走らなきゃならないのか。

宗教みたいだね、終わってる。

如何も、華月椛、簡単に言えば人格を二つ持ってる限界女子です。

2人目→←一応設定的な?



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作者名:鏡の国のアリス | 作成日時:2020年2月9日 20時

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