帽子幹部の初トリップ！

『ところで今はいつの時代?』中「十八。」『待って黒の時代見せちゃったじゃん莫迦。』 ページ4

じゃなくってさ。今なんて??


中「だからここに置かせてくれって言ってんだろ。」

『待ってそんなとんとん拍子でいいの?』


何その夢小説。

ていうか私にあったばかりだよ?いいのかマフィア最少幹部。


中「仕方ねえだろ。
初めて会ったのが手前でこんな土地勘もない場所じゃあな。」


あっ待って待ってそっぽ向かないで可愛いから←

え、どうしよ、え。


『うち母さんも弟妹もいるんだけどなあ…。
だがしかし何とかして見せよう。』

中「お前俺より年下だよな?」


はい、それが何か?

なんなら太宰さんも来てやんややんややっちゃえばいいのに。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『許可取れましたー!
今日からここで寝泊まりしてください!』

中「！
マジかっ!」

そしてぱあああと顔を輝かせる中也さん。

可愛い。

今日から同棲だね！←

…落ち着こう全国の奥様方にやられる。

さて、そうと決まれば。


『寝る部屋がなぁ…。』


私の家は広い←といってもその分大家族なため部屋がないのだ。

あいているのはリビングか廊下くらいで、さすがに推しにそこで寝かせるわけにはいかない。


中「あ？
お前の部屋じゃ駄目なのか?」

『わっつ？！
ぱ、ぱーどぅん?』

中「だから、お前の部屋でいいだろ。」


なんですと。

え、私しぬよ?いいの？

あ、こんなお前なんか手ェ出す価値もねえよって?おし分かった。

分かりました…部屋はいいでしょう。

しかしあいにく明日は学校なのだ。

家に中也さんをお留守番させるわけにはいかぬ。

かといって学校に連れて行ってみろ。

私の学校では数少ない文ストファンが騒ぎ立てるぞ。

…まあ今流行なのは鬼滅〇刃らしいけどねん。

え?なんで?文スト最高じゃん。いや確かに〇滅も最高だ。

だけどさッ！！文スト!!


中「うるせえけど結局俺はどうしたらいいんだよ。」

『え、学校来てください。』


欲には勝てなかった。

だって学校でも最推しといたいじゃん?

ていうか聞こえてたんだやばみ。

『そいえば私学校嫌いなんだった。』中「なんでだよ。」『乙女にはいろいろあるのよ。』中「…お前自分の顔鏡で見てこいよ。」『えっ酷い。』→←『初めましてがナイフとか。』中「…あれは不可抗力だ。」『不可抗力の意味知ってる?』中「こっちの科白だ。」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す