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井「まり？終わった？分かった今から行くね。」
掛かってきた電話でやっと足を止めた井上に見下ろされても反論する気力なんて残って
いなかった。
井「分かっているな！！誰かに言ったらバラすからな！！グループも事務所もこのドラマもどうなるのか考えろよ！！」
激しく動いたことで乱れた前髪を整えて、冷酷な言葉でとどめを刺してくる。
井「次は２０万円持ってこい！！持ってこなかったら、そこら辺にいる記者にこの映像
売るからな！！」
その言葉を残して地獄のような時間が終わった。でも、やっと終わったのに・・・まだ解放はされ
ないようだ。
痛い体を動かすことが出来ずに目を閉じると涙が止まらなかった。
ポケットで振動する携帯を何とか取り出すと案の定神からで、本当なら今頃神の家にいたんだろうなって考えたら余計に悲しくなって、声をあげて泣いてしまった。
海「電話・・・出ないと」
さすがに何度も掛かってくる電話に出ないと心配させてしまう。
海「もしもし。神？」
神『やっと出た。心配したよ？なんかあった？』
海「うん・・・撮影がね、思った以上に押しちゃって、神の家に行けれそうにないんだ。ごめんね。俺から行きたいって言ったのに・・・」
神『大丈夫？俺は・・・何時でも待つよ？海人の事』
神ならそう言うと思ったんだ・・・優しいから。
海「・・・いいよ。悪いし、俺も今日は疲れてるから行かない」
神『そっか・・・分かった。また、今度おいで』
海「・・・じゃ、またね」
素っ気なく電話を切った。これ以上話したらきっと神にすべて話してしまう。
それはダメなんだ。神はきっと今日ここに来た事を後悔する。自分の責任だって自分を
責めてしまう。
そんな神を見たくない・・・
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こあ(プロフ) - nikonnさん» わ、本当ですか……嬉しすぎる、ありがとうございます！私も謎の緊張が！！nikonnさんの書き方好み過ぎて…ぐうじさんの雰囲気とか、、。これからも応援してます！ (2021年6月24日 0時) (
レス) id: f6c76a4ec8 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - こあさん» こあさん！！気付かずにいましたが、こあさんの作品読ませていただいてお気に入り登録しています！！こちらこそファンです(/・ω・)/スター作家さんに読まれていると思うと緊張しますがこれからも頑張ってください(/ω＼) (2021年6月23日 15時) (レス) id: 7317fbc03f (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - こあさん» ファン・・・ファン・・・ファン・・・なんて素敵な響きでしょう(/ω＼) 本当に嬉しいです！！励みになりました('◇')ゞ頑張って書き続けます！！ (2021年6月22日 8時) (レス) id: 7317fbc03f (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - 前作から大ファンです……読むのが遅くなって悔しいですが、本当に好きな作品です。素晴らしかった……泣 (2021年6月22日 0時) (レス) id: f6c76a4ec8 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - aoさん» 前作まで読んで頂きありがとうございますm(_ _)m 私も書きながらニヤニヤしていました！！同じように感じて貰えて幸せです。引き続き頑張っていきます！！ (2021年3月28日 23時) (レス) id: c33941b04c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nikonn | 作成日時：2020年10月29日 17時
