56** ページ6
以前から太田から好かれている事は分かっていた。
自分に自信があるのか俺に対する好意を隠そうともしない彼女が苦手だったがダンス
スキルはかってたからそれとなくうまく躱していたが・・・どうしたもんか。
海「・・・食べたらもういこうよ」
何となく気まずい空気になったのを察したのか海人がそう提案してきた。
紫「いいのか？久しぶりに来たんだろう」
海「大丈夫。充分楽しかったから。今日はありがとう」
俺を元気づける為かひまわりのような笑顔を向けてくれる海人が本当に愛おしい。
食べ終わった後に廉達にお土産を買いたいと言った海人とショップを回って手配して
あったホテルへ向かった。
系列の中でもグレードの高いホテルを選んだ。久しぶりの海人との時間を目一杯いいもの
にしたかった。
だからこそ・・・今日太田にあった事が悔やまれる。
最上級のＶＩＰルーム専用のエレベーターに乗った途端に我慢が出来なくなって海人を
抱きしめた。
海「カメラ・・・映るよ」
照れ隠しなのかカメラを気にしているようだ。
紫「大丈夫。切るように言ってあるから・・・ずっとこうしたかった」
海「・・・俺も・・・」
消えうせてしまうぐらいの声で海人がつぶやいた言葉を聞き逃さなかった。
俯く海人を抱き上げてエレベーターが開くと同時に真っすぐに寝室ルームへと向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 223人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミッケ - 初めまして！nikonnさんの作品全て読ませていただきました！どれも素敵ですが、特にこの作品がすきです！続き楽しみにしています。 (2022年12月2日 14時) (
レス) id: f54074b9cb (このIDを非表示/違反報告)
かいちゃん(プロフ) - 今日初めて作品見させて貰いました続きたのしみにしています (2022年8月20日 1時) (レス) id: d56c846a5a (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - 鈴さん» 励ましのコメントありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ 頑張って描き続けます！！本当にありがとうm(_ _)m (2021年8月13日 12時) (レス) id: c33941b04c (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - nikonnさん、ふたりの心中を思い、心焦がしながら読んでいます！続きを楽しみにしています！ (2021年8月13日 12時) (レス) id: 11015432dd (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - ひまわりさん» 全然気にしないでください(^O^)/ 続きは多忙の為、もう少しお待ちください、、、頑張ります！！ (2021年7月30日 23時) (レス) id: c33941b04c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：nikonn | 作成日時：2020年9月4日 9時
