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教室に向かう廊下を歩いでいる3人組を見つけ、迷うことなく�盒兇慮�を掴んだ。
海「！？」
廉「紫耀？」
岸「えっ！？」
突然の事で3人とも状況が掴めていないようだった。
紫「お前、F4のKAITOなのか？」
注目されている事なんか構っていられなかった。だって、俺はずっとKAITOを探していたんだ。
海「・・・だったらなんですか？」
一瞬、驚いていたがすぐに挑戦的な目で睨んできた。
紫「まじか！！俺ずっとお前に会いたかったんだ。いきなりいなくなるんだもん。大会にも出てこなくなったし。なぁ、俺の部に入らないか？ずっとお前と一緒に踊りたかったんだ」
この時の俺は会えた嬉しさが勝ってしまっていて、�盒兇�辛そうに聞いてたのに気づいていなかった。
海「・・・先輩には申し訳ないのですが俺はもうダンスはやめたんで、お断りします。」
紫「なんでだよ！！あんなに楽しそうに踊ってたじゃん。あれか。足か？怪我したのか？
治せばいいじゃん。治してまた一緒にダンスやろうぜ」
海「・・・」
岸「平野君！！」
横で黙っていた岸が俺達の間に立ちはだかる。
岸「俺達はもう授業が始まるから」
そう言って、�盒兇旅�に手をまわして教室の方向に歩いでいく。
岸の口調は穏やかだったけど、目からは静かなる怒りが感じられた。
その慣れたしぐさが鼻につく。
腰に回された手をずっと見ていると、
廉「何があったかはしらんけど、海人を悲しませるな」
廉までもが俺に対して冷たかった。
一体何がいけなかったのか？
俺はただ会えて嬉しかっただけなのに・・・。
何年か前のダンス大会で俺はKAITOに出会った。2人ともチームを組んでいて、俺達の
チームは力不足で準決勝で敗退した。
悔しくって決勝に出るやつらも大したことないだろうと上から目線で見ていた俺には衝撃だった。
4人グループのF4。小、中学生で作られたグループで圧倒的な力で優勝した。
皆レベルが高かったが一番に俺の目を引いたのがKAITOだった。ダンススキルもすご
かったけど何よりも楽しそうにダンスをしていた。
なんか俺と同じ匂いがして、いつか一緒に踊ってみたい。そう思っていたのに、いつの間にかF4は解散していて、KAITOが大会に出てくることは2度となかった。
それがまさかこんなに身近にいたら、喜ぶよな。
それの何が間違っていたのだろうか・・・
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nikonn(プロフ) - もこさん» コメントありがとうございます。とても励みになります。少しずつですが更新していきます。楽しんでもらえると嬉しいです(*´▽｀*) (2020年8月4日 8時) (
レス) id: 7317fbc03f (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - 不是向日葵是太陽さん» Thank you I hope you enjoy this story(/・ω・)/ (2020年8月4日 8時) (レス) id: 7317fbc03f (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 初めまして！しょうかい可愛くて大好きなので、気持ちが通じ合って嬉しいです！いつもお話楽しみにしています(^^) (2020年8月4日 4時) (レス) id: 4216f1679e (このIDを非表示/違反報告)
不是向日葵是太陽(プロフ) - I love this story. Shokai is toooooooo cute！！！！！！ (2020年8月4日 2時) (レス) id: 2f873eda0c (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - ちこさん» ちこさん！！前作に引き続き温かいお言葉ありがとうございます(ノД`)・゜・。 必ず更新しますのでしばらくお待ちください<(_ _)> (2020年7月10日 15時) (レス) id: 7317fbc03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nikonn | 作成日時：2020年6月2日 16時
