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会ってはいけない人ほど思わぬ所で会ってしまうのが俺の運命なのかもしれない・・・
紫「あっ・・・」
ある日の放課後、美術室前を通った時に何気なく誰かいるなと思っていたら、�盒兇�ｷｬﾝﾊﾟｽに向かって絵を書いてた。
同じ学園にいるんだからどこかで会うのは当たり前なんだけど・・・伸びた髪が鬱陶しいのか少し乱暴に耳に掛けていて、その横顔がすごく綺麗でドキッとして胸が高ぶった。
真剣に向かい合っていて廊下にいる俺になんか気付かない・・・なんだかそれが悔しくって、空いてるﾄﾞｱから入って後ろからのぞき込んだ。
紫「へぇー。うまいもんだ！！お前、絵が描けるんだな」
海「！！」
急に後ろから声を掛けられたのにびっくりして、眼鏡の奥で目をまん丸くして驚いている。
まだ、書き途中だけどデッサンからして辺り一面のひまわり畑の中心で一人の男の子が踊っていて、うまいのはもちろんだけどその優しい絵のタッチが見ているだけで癒されて幸せを貰える気がした。
海「なんで、いんだよ・・・」
紫「面白い事を聞くな。俺もこの学園の生徒で、別にここにいてもおかしくはないだろ？」
海「本当に嫌なやつ・・・」
ぼそっと言った言葉だけど、しっかり俺には届いていた。
おもむろに立ちあがって、投げるように筆とパレットを置く。
紫「おいっ！！もう書かないのか？」
海「邪魔者が入ったんで！！今日は帰ります」
邪魔者って・・・俺だよね？
紫「何に怒ってんの？」
海「っ・・・あんたさ、そもそも約束が違うだろ！！なんで？・・・なんで俺に話しかけんだよ・・・」
なんでって・・・なんでだろ・・・俺が一番知りたいわ。
ただ今分かってることは、俺の存在に気付かない事がどうしても許せなかったのだ・・・こいつに。
紫「・・・連絡くれなかったな・・・ずっと待ってたぞ」
この期間ずっと携帯の着信を気にしてたのはなんでだろうか・・・。
海「はぁ？何を連絡すんだよ！！・・・あんたと話す事なんか何もない。・・・もう、俺を揶揄うのはやめろ・・・あんたの娯楽に付き合うつもりはない」
少し語尾が震えているのは俺の気のせい・・・なのか？
紫「揶揄ってるわけじゃない！！・・・気になるんだよ・・・お前が！！」
あっ、そっか・・・。
ほっとけないんだ・・・
どこか無理して強がっているこいつの事を・・・なんでかほっとけない。
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nikonn(プロフ) - もこさん» コメントありがとうございます。とても励みになります。少しずつですが更新していきます。楽しんでもらえると嬉しいです(*´▽｀*) (2020年8月4日 8時) (
レス) id: 7317fbc03f (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - 不是向日葵是太陽さん» Thank you I hope you enjoy this story(/・ω・)/ (2020年8月4日 8時) (レス) id: 7317fbc03f (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 初めまして！しょうかい可愛くて大好きなので、気持ちが通じ合って嬉しいです！いつもお話楽しみにしています(^^) (2020年8月4日 4時) (レス) id: 4216f1679e (このIDを非表示/違反報告)
不是向日葵是太陽(プロフ) - I love this story. Shokai is toooooooo cute！！！！！！ (2020年8月4日 2時) (レス) id: 2f873eda0c (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - ちこさん» ちこさん！！前作に引き続き温かいお言葉ありがとうございます(ノД`)・゜・。 必ず更新しますのでしばらくお待ちください<(_ _)> (2020年7月10日 15時) (レス) id: 7317fbc03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nikonn | 作成日時：2020年6月2日 16時
