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海「廉？少しいい？」
珍しく2人でロケがあって、その終わりに声を掛けてきた。
廉「・・・ええよ。次までまだ時間があるから」
久々の二人っきり。
俺が失恋してからは初か・・・。
仕事中は良くっても、意識してまうからマッハで帰りの支度をしておる手を止めて目の前のソファに海人と向き合って座る。
海「この前はごめんね・・・廉、嫌だったよね？」
この前・・・あぁ、あの時・・・まだ気にしてたんか。
まぁ、そうよな・・・こいつはずっと昔から変わらへんな。
落ち込んとるから少し丸まっとるし・・・
廉「いや。俺こそ言い過ぎたわ・・・ごめん」
慰めたくってもポジション不明な俺は抱きしめることができん。
海「こっちがごめんだよ・・・浮かれてたのは本当だし、ハッキリ言って貰って良かったよ。それに・・・俺、廉に嫌われたくない。」
廉「・・・嫌いになんてなれへんよ。海人は・・・弟のようなもんやし」
ふっ、自分の言った言葉に自分でショック受けんなし・・・
わざと意地悪して【弟】を強調すると、俺の意図を汲んで案の定いつものように
海「もう、すぐ年下扱いする！！廉も同い歳じゃん！！」
と反論してくれる。
この理解しあえてる感じが嬉しくって・・・この瞬間がすごく愛おしい。
海「それで、紫耀とも話したんだよね。みんなの優しさに甘えちゃだめだって。だから、少し距離置くことにしたから！！もう変に気を使わなくっていいからね」
え・・・
それって・・・俺のせい？
廉「なんで？・・・俺があんなこと言うたから？」
海「違うよ！！それだけはないから。やっぱ、バレたら洒落にならないじゃん・・・本当に廉とは関係ないからね」
務めて明るく言ってるけど・・・ずっと一緒におったから、俺には分かる・・・寂しさが隠せてへんのよ。
醜い嫉妬で余計な事をいうた・・・俺が１００％・・・悪い。
どうする？どうする？？
廉「・・・も、付き合っとる！！」
海「え・・・何が？」
焦りから咄嗟に頭に浮かんだことがそのまま口に出ていた。
もう・・・後戻りは出来へん。
紫耀と海人の為なら、ジンだって許してくれるよな？
廉「やから・・・俺も付き合っとるんよ・・・ジンとちょっと前から・・・海人たちが距離置くことないから」
海「・・・えええええええ！！」
これでええ・・・海人がずっと笑顔でおられるんなら・・・。
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レンモコ(プロフ) - こんにちは。nikonnさんの作品は全部楽しく読ませて頂いてます。好きすぎて何度もリピートしています。ここで聞いていいのかわからないのですが、パスワード保護の作品のパスワードを教えて頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします (1月6日 13時) (
レス) id: 58ec762d27 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - れんりーさん» スマートにみせて実は本気で好きな人には独占欲をだすジン君を書いてみました。喜んで貰えて良かったです。最後までありがとう😊 (12月30日 17時) (レス) @page28 id: 949737de28 (このIDを非表示/違反報告)
れんりー(プロフ) - お互いの気持ちが伝わって良かったです。独占欲強めの神君も照れてしまう廉君も２人とも可愛いです。じぐれん好きなのでこのお話に出会えて良かったです。 (12月30日 0時) (レス) @page28 id: 05bb2b7288 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - れんりーさん» コメントありがとうございます。廉君も神君も素直になるといいのですが・・・どうなっていくか温かく見守ってください(/・ω・)/ (12月1日 9時) (レス) id: 7e57b4ab71 (このIDを非表示/違反報告)
れんりー(プロフ) - 好きの気持ちがあるのにお互い見事にすれ違ってしまっていて切ないですね。なかなか素直になれない不器用な廉君と、廉君の気持ちを優先するあまり自分の気持ちは後まわしで我慢する神君。今後どういうふうにお話が進んでいくのか楽しみです。 (11月30日 18時) (レス) @page21 id: 05bb2b7288 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nikonn | 作成日時：2023年3月7日 17時
