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結局買い物することになって、準備するジンを待ってると、手に細長い箱を持って俺に差し出してきた。
廉「え・・・なに？」
神「廉が前、いいなぁって言ってたから・・・ちょうど海人と買い物行った時にたまたま見つけて、廉に喜んで欲しくって」
廉「え・・・これ」
前に撮影の待ち時間に雑誌に載ってた、某ハイブランドのシルバーのネックレス。
デザインがすっごく好みやったから、いつか自分へのご褒美に買う予定やった・・・のに
廉「こんな高いもらえへんよ・・・」
値段を知ってるだけに素直に受け取ることができない。
神「廉の欲しい物を送りたかったから値段なんか関係ないよ。昔から、好きな人にその人が欲しい物をプレゼントするのが俺の夢だからさ廉に俺の夢を叶えてほしんだ。」
廉「///」
そこまで言われるとこれ以上断わるのに良心が痛むし・・・
廉「わかったわ・・・今回だけやからな」
何回をこんな事されたらこっちがたまったもんやない。
まだ・・・ジンの気持ちに答えることができんのに・・
海人が昨日に意味深な事を言ってた答えがここにあった。
廉「早速つけるわ」
ホンマに欲しかったし、ジンが俺のボヤキを覚えてくれていたのもすごく嬉しいからウキウキしながら箱から出すと、
神「良かったら付けるよ」
廉「///おう、頼んだ」
後ろを向くとジンのコロンが鼻を掠めて、まるで後ろから抱きしめられてるかのような気がする・・・
あ・・・
首にジンの息がかかって妙にドキドキするんやけど・・・
神「はい。ＯＫだよ」
そう言いながら、手が真っ赤であろう俺の耳にそっと触れた。
神「耳、真っ赤だよ？俺を意識してくれた？」
廉「///してへんわ！！・・・この部屋が暑いからや！！」
神「はいはい。そうだねｗ」
なんか余裕があってムカつくわ・・・さっきまであんなに不安そうやったのに・・・
廉「いいか、今日の費用は全部俺が出す！！それでええな！！」
神「わかった。ありがとう」
今日は俺が絶対リードしてやる！！
必要のない闘心を燃やして、強く心に決めていた。
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レンモコ(プロフ) - こんにちは。nikonnさんの作品は全部楽しく読ませて頂いてます。好きすぎて何度もリピートしています。ここで聞いていいのかわからないのですが、パスワード保護の作品のパスワードを教えて頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします (1月6日 13時) (
レス) id: 58ec762d27 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - れんりーさん» スマートにみせて実は本気で好きな人には独占欲をだすジン君を書いてみました。喜んで貰えて良かったです。最後までありがとう😊 (12月30日 17時) (レス) @page28 id: 949737de28 (このIDを非表示/違反報告)
れんりー(プロフ) - お互いの気持ちが伝わって良かったです。独占欲強めの神君も照れてしまう廉君も２人とも可愛いです。じぐれん好きなのでこのお話に出会えて良かったです。 (12月30日 0時) (レス) @page28 id: 05bb2b7288 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - れんりーさん» コメントありがとうございます。廉君も神君も素直になるといいのですが・・・どうなっていくか温かく見守ってください(/・ω・)/ (12月1日 9時) (レス) id: 7e57b4ab71 (このIDを非表示/違反報告)
れんりー(プロフ) - 好きの気持ちがあるのにお互い見事にすれ違ってしまっていて切ないですね。なかなか素直になれない不器用な廉君と、廉君の気持ちを優先するあまり自分の気持ちは後まわしで我慢する神君。今後どういうふうにお話が進んでいくのか楽しみです。 (11月30日 18時) (レス) @page21 id: 05bb2b7288 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nikonn | 作成日時：2023年3月7日 17時
