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泣いとる海人の横に移動して、戸惑いながら抱きしめた。
廉「何を我慢しとんのよ。あいつが簡単にお前を手放すわけないやんか」
いつから、お酒がはいらんと本音が言えんほど大人になったんやろうか・・・
海「しょう・・・紫耀に会いたい」
こんなの俺ごときが・・・入って行けるわけないやん・・・。
結局1mmのスキも与えられることなく、完全に俺の恋は終わりを告げた。
☆☆☆
紫「海人っ！！」
声と同時に物凄い勢いで個室のふすまが開けられた。
廉「なぁ、ここお店やから・・・壊したら物損で逮捕されるわ」
紫「あ、いや。だって、お前が・・・」
LINEで紫耀に、
【日付けが変わる前に迎えに来なかったら、俺がお持ち帰りするからな】
の文面と眠っておる海人との自撮りを送り付けてやったわｗｗｗ
慌ててきたのか髪はセットされたままやし、服のボタンもかけ間違えとる・・・
廉「何を想像してたん？まさか、俺が海人を襲うって思ったん？」
紫「え・・・そうじゃなくって・・・えっと・・・」
ふっ、図星やな。
廉「仮にお前が来なくっても家に送ってたわ！！何を真に受けとんねん！！」
紫「・・・ごめん」
廉「俺は・・・人のもんには手は出さん。でも、手を離した瞬間、俺は全力で海人を俺のもんにするからな！！手放したことに一生後悔させたるわ」
紫「・・・分かってる。でも、先に謝っておくけど、そんな日は絶対に来ないから・・・だから、ごめん」
廉「ムカつくわ！！・・・少しは夢を見させろ！！」
紫「・・・ごめん」
廉「何回もあやまんな！！余計に惨めやろ！！」
紫「・・・ありがとう」
廉「・・・おん。そっちがええわ」
こんなやり取りを気にすることなく眠っておる海人の事が少し恨めしいと思うのは俺が完璧な人間やないからやろうな・・・。
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レンモコ(プロフ) - こんにちは。nikonnさんの作品は全部楽しく読ませて頂いてます。好きすぎて何度もリピートしています。ここで聞いていいのかわからないのですが、パスワード保護の作品のパスワードを教えて頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします (1月6日 13時) (
レス) id: 58ec762d27 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - れんりーさん» スマートにみせて実は本気で好きな人には独占欲をだすジン君を書いてみました。喜んで貰えて良かったです。最後までありがとう😊 (12月30日 17時) (レス) @page28 id: 949737de28 (このIDを非表示/違反報告)
れんりー(プロフ) - お互いの気持ちが伝わって良かったです。独占欲強めの神君も照れてしまう廉君も２人とも可愛いです。じぐれん好きなのでこのお話に出会えて良かったです。 (12月30日 0時) (レス) @page28 id: 05bb2b7288 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - れんりーさん» コメントありがとうございます。廉君も神君も素直になるといいのですが・・・どうなっていくか温かく見守ってください(/・ω・)/ (12月1日 9時) (レス) id: 7e57b4ab71 (このIDを非表示/違反報告)
れんりー(プロフ) - 好きの気持ちがあるのにお互い見事にすれ違ってしまっていて切ないですね。なかなか素直になれない不器用な廉君と、廉君の気持ちを優先するあまり自分の気持ちは後まわしで我慢する神君。今後どういうふうにお話が進んでいくのか楽しみです。 (11月30日 18時) (レス) @page21 id: 05bb2b7288 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nikonn | 作成日時：2023年3月7日 17時
