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点滴が終わって少しは熱が下がったが、まだ眠っている海人を連れてそのまま一足先に
東京に戻ることになった。
みんなにはマネージャーが病院から連絡していたので病院にいることを心配していたが、何よりも海人が見つかった事に安堵していた。
一人暮らしの海人を一人にするわけにはいかず、俺の家で看護する事を提案した。
これは海人へのせめての償いだ。
廉が何か言いたげだったが、
神「ごめん。廉。俺がそうしたいんだ」
俺の真剣な様子に何も言わずに了解してくれた。
廉と２人で海人の体をふいて、着替えをさせてから俺のベッドに寝かせた。
今後の対応でマネージャーが事務所に戻っていった。後の事はベテランの彼女に任せておけばいいだろう。
まだ海人のそばに居ると言い張る廉に、
神「廉だってちゃんと休まないと。廉まで風邪ひいたら海人、自分のせいにしちゃうよ。
それでいいの？」
優しく諭すとしぶしぶではあるが家に帰ると了承した。
廉「なんかあったら、絶対連絡してな」
帰り際に何度も念を押されてそのお兄ちゃんぶりが微笑ましく、やっぱり・・・少し・・・その関係性が羨ましかった。
廉がいなくなった途端に静かになった部屋。
たったの2日間にいろんな出来事が起きて、実はこれは全部夢だったんじゃないかと柄にもなくそう思った。
解熱剤が効き始めたのか、さっきよりは大分寝息が穏やかになっていた。そのことに安心して、軽くシャワーを浴びて、出たところでタイミングを計ったかのようにチャイムが鳴った。
神「来たか・・・」
他のみんなには海人の状態を伝えて大丈夫だからと言ってある。
このタイミングで来る人物は一人しかいなかった。
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nikonn(プロフ) - 菜花桃さん» ありがとうございます(^O^)他サイトでも投稿始めました！！読んでくださって感謝です！自投稿ですのでご安心くださいm(_ _)m (2021年7月5日 0時) (
レス) id: c33941b04c (このIDを非表示/違反報告)
菜花桃(プロフ) - はじめまして！突然失礼します！主様、他のサイトでもこの小説載せていますか？同じ作品があったので連絡させて頂きました汗 (2021年7月4日 20時) (レス) id: 3fd911b205 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - みゆきさん» 尊いですよね！！嬉しいコメントありがとうございます。続編を今作成中です。よかったらご覧ください(〃ω〃) (2021年2月14日 11時) (レス) id: c33941b04c (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 何て素敵なじぐかい… 尊い (2021年2月14日 6時) (レス) id: f7beb3d192 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - マメさん» マメさん本当にいつもありがとうございます。コメントくださるお陰で最後まで書くことができました。自分の読みたいものを書いたらこんな形になりました。共感して頂けるとうれしいです。近いうちに続きが書けたらと思います。ガンバルぞ―!(^^)! (2020年5月22日 14時) (レス) id: 7317fbc03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nikonn | 作成日時：2020年4月8日 16時
