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今夜泊まるホテルに着いた頃にはみんな疲れ果ててしまって、その豪華さに感動
する余裕なんてなかった。
今夜の部屋割はどうしたもんかと考えていると、
廉「俺、今夜、優太と同じ部屋がええ」
先手を打つかのように、廉が主張した。
紫耀が何か言いたそうだったけど、昨晩の負い目もあってか、その言葉を飲みこんだようだ。
海「俺は・・・神と一緒がいい」
神「うえっ？」
普段は誰でもいいよ、のスタンスの海人が珍しく自分の意見を言ってて、しかも
選ばれると思っていなかったから、うわずった変な声が出てしまった。
玄樹に鼻で笑われたが、それが気にならないぐらい胸のはやりを鎮めるのに必死だった。
二人ともごはんよりも休みたかったので、そうみんなに伝えて部屋に入った。
ツインルームの奥のベッドに座ったまま、黙っている海人に聞いてみた。
神「俺で良かったの？」
海「え？うん。・・・神がいい」
神「俺、勘違いするよ？」
俺の真剣なトーンに少し驚いたのか、
海「ちゃっ、ちゃんとお礼がしたかったから！！昨日も、あと今日も！！
神がそばにいてくれてすごく心強かったから・・・」
必死な姿に思わず吹き出してしまう。
神「そんなに必死にならなくても。・・・海人の気持ちを尊重するよ。
でも、知っててほしい。もしいつか、俺に振り向いてくれたら、
海人を絶対大事にするよ」
海「///・・・」
神「なんなら・・・紫耀の代わりでもいいよ。俺にしてみない？」
自分でも最低なこと言ってると思う。
自分も海人も相手を思う気持ちはそんなに軽いものじゃない・・・。
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nikonn(プロフ) - 菜花桃さん» ありがとうございます(^O^)他サイトでも投稿始めました！！読んでくださって感謝です！自投稿ですのでご安心くださいm(_ _)m (2021年7月5日 0時) (
レス) id: c33941b04c (このIDを非表示/違反報告)
菜花桃(プロフ) - はじめまして！突然失礼します！主様、他のサイトでもこの小説載せていますか？同じ作品があったので連絡させて頂きました汗 (2021年7月4日 20時) (レス) id: 3fd911b205 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - みゆきさん» 尊いですよね！！嬉しいコメントありがとうございます。続編を今作成中です。よかったらご覧ください(〃ω〃) (2021年2月14日 11時) (レス) id: c33941b04c (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 何て素敵なじぐかい… 尊い (2021年2月14日 6時) (レス) id: f7beb3d192 (このIDを非表示/違反報告)
nikonn(プロフ) - マメさん» マメさん本当にいつもありがとうございます。コメントくださるお陰で最後まで書くことができました。自分の読みたいものを書いたらこんな形になりました。共感して頂けるとうれしいです。近いうちに続きが書けたらと思います。ガンバルぞ―!(^^)! (2020年5月22日 14時) (レス) id: 7317fbc03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nikonn | 作成日時：2020年4月8日 16時
