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紫side
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望の部屋から呼吸器のアラーム音が聞こえたから駆け付けたら、案の定また発作を起こしていた。
望「ンッ...ンッ.......ンッ」
崇「望〜、大丈夫やからね〜」
呼吸が上手く出来てないから苦しそうな声を出す。
涎を拭いたり、鼻カニューレのチューブが絡まないようにしつつ、時間を見るともう3分を超えていた。
それでも望の発作は収まるどころかどんどん酷くなっているように見えた。
望「ンッーンッー...ンッ...ンッ...オエッ..オエッ」
崇「えっ、望...」
早く終わることを祈っていたら、痙攣しながら嘔吐し始めた。
崇「照史ー!!!救急車!!救急車呼んで!!!」
照「何!?どうしたんって、のんちゃん!!」
崇「嘔吐してるし、3分はとっくに超えてるから早よ救急車!」
照「わ、、分かった!!」
部屋に置いてあったタオルを全部出して、顔とかに付いた吐瀉物を拭き取っていく。
望「ンゥーンッ...ンゥーンッ...アァッ...アァッ...」
こんなに酷くなっても一向に収まる気配が見えない。
淳「崇裕!!のんちゃん大丈夫か!?」
崇「淳太!痙攣始まってから5分以上経ってて、さっき嘔吐もした!救急車は照史に呼んでもらった!」
淳「分かった!色々ありがとな!」
少し経って、ようやく救急車が来て淳太が一緒に乗って行った。
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ましろ - 小夏様、はじめまして。いつも楽しく拝見しております!てんかんや重い障害系が大好きなのでこれからもいろんなお話を楽しみにしてます♪リクエストを受け付けていただける時が来ましたらお知らせくださると嬉しいです! (2022年9月7日 17時) (レス) id: 45f8670b5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小夏 | 作成日時:2022年8月10日 18時