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桃side
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おとんが荷物取りに行くっていうから、手伝う為に一旦、家に戻ることに。
車に乗り、少し経った頃。
望「なあ、おとん」
崇「ん?どうした?」
望「今日含め、今まで...ごめん」
崇「急やな笑
でも、偉かったな」
望「何が?」
崇「自分の言葉で言えたこと。大毅と一緒におったこと。」
望「...。」
崇「大毅にな、この日をヘルパーさんに頼むか望に頼むかどっちがええか聞いたら、即答で望!って言うたんよ」
望「えっ...」
崇「それからずっとニコニコでな、昨日なんて楽しみ過ぎてあまり寝られてへんの笑」
望「そうやったん...」
崇「それにな、この前帰りめっちゃ遅かった日は望が帰ってくるまで寝えへん!って言い出して、大変やったんよ笑」
望「ほんま?」
崇「ぜーんぶ実話。笑」
望「何で...おとんは俺のこと怒らんの?」
崇「望なら、いつか自分の言葉で言える日が来ると思ったからかな。今まで大毅に色々と教えてもらった望なら出来ると思った。そして、ちゃーんと今日出来た。」
望「おとん、ありがとう。」
そして、1週間後。
無事にお兄が退院出来た。
望「お兄、おかえり!」
大「ンフッ、たぁ、っだ、いまっ」
あれから俺は学校での1人っ子設定を辞めた。
偶然、友達と家族の話になった時にサラッとお兄のこと言ったら、誰も引いたり馬鹿にするやつなんて居なかった。
またお兄の弟としての居場所が戻ってきた気がした。
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小夏(プロフ) - 優さん» 優様、コメントありがとうございます。御指摘頂いた箇所を修正致しました。御丁寧に教えて頂きありがとうございました。 (2022年7月16日 14時) (レス) id: 3e3a3334da (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 失礼します。この作品は二次創作でありながらオリ/ジナル作品になっています。ルール違反なので、オリジ/ナルのタグをきちんと外していただくようお願いします。作品を作られる際はルールをよく確認されて下さい (2022年7月16日 14時) (レス) id: 09c503bb24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小夏 | 作成日時:2022年7月16日 14時