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桃side
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急に大毅との時間が伸びたことに戸惑いを感じ、ソファで項垂れてると...
大「のっ、んっ、ﾝｯﾝｯ、」
望「お兄！ﾄﾝﾄﾝ、大丈夫やから」
大毅は腹筋や飲み込む力が弱く、痰が絡むと上手く吐き出せず、背中を叩いて手助けする。
大「んっ、んぅ、だぁ、じょ、ぶ」
望「はぁ、よかった...」
大「ひっ、さし、ぶり、にぃ、おにぃ、よぉ、んだ」
言われて気付いた。久しぶりにあんな場面に遭遇したから思わず、呼んでいた。
"お兄"って。
前までそう呼んでいた。
距離感が分からなくなって、大毅って呼ぶことが増え、いつからかは名前すら呼ばなくなっていた。
望「そやな...。」
何て返すのが正解か分からなくて、同意するしかなかった。
大「ぃ、つも、ごぉ、めん」
急に謝られて、びっくりしたと同時に今までのことが蘇ってきた。
小学校の時、授業参観の当日に大毅が熱を出しておとんが来れなくなった。
発表会の日に俺の出番まであとちょっとっていう時に大毅が発作を起こして、帰ってしまった。
そして、中3の時にイジメにあった。
望「...今更、謝られても...」
大「ぇっ、なぁ、に？」
望「今更、謝られても、もう遅いねん！！」
自分でもびっくりした。だけど、大毅に謝られたことで蘇った過去の嫌なことに勝手に腹が立って、怒鳴ってしまった。
全部、大毅もおとんも悪くないのに...
怒鳴ってしまったことで余計に気まずさが増して、急ぎ足で自分の部屋に戻った。
行き場のない感情をどうすることも出来なくて、部屋の真ん中に座り込み静かに泣いた。
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小夏(プロフ) - 優さん» 優様、コメントありがとうございます。御指摘頂いた箇所を修正致しました。御丁寧に教えて頂きありがとうございました。 (2022年7月16日 14時) (
レス) id: 3e3a3334da (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 失礼します。この作品は二次創作でありながらオリ/ジナル作品になっています。ルール違反なので、オリジ/ナルのタグをきちんと外していただくようお願いします。作品を作られる際はルールをよく確認されて下さい (2022年7月16日 14時) (レス) id: 09c503bb24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小夏 | 作成日時：2022年7月16日 14時
