続幸平の娘は地獄の合宿に行くようです【食戟のソーマ】 (ページ22)

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夜明け前の卵たち1 ページ22

関守と堂島､シャペルが集まっていた

｢学生たちは数ヶ所の厨房に分かれ作業を始めています
各自試作に入ったようですね｣

｢む
了解した
静かな夜だ
いつも怒号飛び交う課題風景とは大違いですな｣

｢うむ…
だか恐らく学生たちは今怒号よりももっと激しい焦燥の嵐の中にいるのだ…!｣

その頃生徒たちは試作を始めていた

『よし…
始めますか
遠月リゾートの朝食新メニュー作り!』

～回想～

A達は急いで厨房へと向かう

｢これマジで寝てる暇無いよー!
審査が始まる朝6時までにしっかりレシピ考えぬかないと!｣

｢で､でも寝不足だと本番でミスしちゃわないかな…｣

｢そうね…
なるべく早くアイディアを固めて少しでも仮眠をとった方がいいわね｣

『しかし高級ホテルの朝ご飯なんてあんまり想像つかないんだよねー…
堂島先輩が言ってた｢ビッフェ｣っていうのはバイキングみたいな感じだっけ?』

｢そうそう!
ずらっと並べられた料理から好きなものを好きな量選んでいく方式だね｣

｢つまりこの課題は味の良さだけじゃなくて大勢の宿泊客に出す事も想定しないといけないのね
その上で高級感の演出も必要だし…｣

｢うぐ…!
考える事超多い…｣

悠姫は頭を抱えた

｢でも皆負けちゃだめだよ!
極星ー!
がんばるぞー!!
わっしょーい!｣

｢わ…わわ
わっしょーいっ｣

悠姫の掛け声に便乗する恵

｢掛け声統一しろよ吉野…｣

｢恵も無理に合わせなくていいのに｣

～回想終了～