【魔法科高校の劣等生】私は深雪の姉3

反撃4 ページ23

遥｢拠点の座標を送るわ｣

ピピー パッ

エリカ｢!
何よこの距離…
目と鼻の先じゃない｣

エリカが驚くのも無理はない何故なら

玲『このポイントー
バイオ燃料の廃工場か!』

克人｢放置されているところを見ると劇毒物の持ち込みはないようだな｣

遥｢ええ
バイオ兵器は確認されてないわ｣

玲『車で移動の方が良いだろう』

深雪｢魔法では探知されますか?｣

玲『探知されるのは一緒さ
向こうは私たちを待ち構えているだろうから』

何故ならテロリストの目的は非公開の魔法技術の強奪
ならば私の持つあの技術も狙っているに違いない
司甲が私を襲ったのもその有効性の確認のテストだったようだからー

深雪｢正面突破ですね?｣

玲『それが一番相手の意表をつくだろうな』

克人｢では車は俺が用意しよう｣

真由美｢え?
十文字くんも行くの?｣

克人｢十師族に名を連ねる十文字家の者として当然だ
だがそれ以上に俺は一高の生徒でありこの事態を看過することはできん
下級生にばかり任せておくわけにもいかん｣

真由美｢じゃあ私も…｣

克人｢七草
お前はダメだ｣

摩利｢真由美
この状況で生徒会長が不在になるのはまずい｣

真由美｢……了解よ｣

七草生徒会長は渋々頷いた

真由美｢でもそれだったら摩利もダメよ
残党がまだ校内に隠れているかもしれないもの
風紀委員長に抜けられたら困るわ｣

渡辺風紀委員長も学校に残ることになった

そして

玲『日が沈む前に終わらせます』

私たちはすぐに準備をすることになった

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