【魔法科高校の劣等生】私は深雪の姉3

剣と魔法3(後編)※視点なし ページ19

エリカ｢あたしの技はあの女のものとは一味違うわよ｣

2人は同時に動いた

キィンッ カラン…

エリカ｢ゴメン先輩
骨が折れているかも｣

ガクッと片膝をついている壬生

壬生｢……ひびが入っているわね
いいわ
手加減できなかったってことでしょう｣

エリカ｢うん
先輩は誇っていいよ
千葉の娘に本気を出させたんだから｣

壬生｢…貴女
あの剣術の大家千葉家の人だったの｣

壬生は驚くしかなかった

エリカ｢ちなみに渡辺摩利はウチの門下生
あの女は目録であたしは印可
剣術の腕だけならあたしの方が上なんだ｣

壬生｢……
そう…
ねぇ
悪いけど担架を呼んでもらえないかしら
なんだか気が遠くなってね……｣

倒れそうになった壬生をエリカが支えた

エリカ｢大丈夫だよ
優しい後輩が先輩を運んでくれるから｣

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