幸平の娘は秋の選抜本戦へと挑むようです【食戟のソーマ】 (ページ2)

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強者見参1 ページ2

｢最終確認だ
選抜本戦一回戦｣

｢一般的な食材と調理器具･設備は会場に完備｣

机の上に置かれているのは選抜本戦メンバーの写真と資料

｢包丁など自前の道具類は持ち込み自由
対戦カードは出場者8名を抽選で…
さらに各カード毎に別々のお題をランダムで決定する
そして…
対戦相手と対決テーマの通達は一回戦の前日に行う──｣

『へー!
今日寮まで迎えの車来んの?
わざわざ?』

｢そーそー!
予選の時みたいに封筒で届くんじゃなくて車で運営本部に呼ばれて直接告知されるんだって
いよいよ明日から本線開始か～
気合い入れて応援するからね✩｣

『おー!
サンキュー』

悠姫と一緒に恵の部屋に入ると普段と違う顔をしている恵

『恵…
何かキリッとしてんじゃん』

｢うん…
でも…｣

言いきれない涼子

｢…ペティナイフちゃんと入れたっけ?｣

ガチャゴソゴソバタバタバタ

｢あった……｣

パタン

｢タイマー入れたっけ…?｣

カバンを開け安心してまたカバンを閉じたがまた不安になる恵

｢今日は説明だけだから道具は要らないんじゃない?｣

｢あ…!
そっか｣

｢慌ててるんだか
冷静なんだか…｣

悠姫と涼子は恵に対して少し呆れてる様子だった

｢車が来たよ!
早くしなー!｣

恵とAを乗せた車は本部へと到着した

｢幸平選手ですね?
どうぞこちらへ｣

恵と別れたAは中に入るとえりなと一色､叡山が待っていた

｢ご足労すまないねAちゃん｣

『寮以外で会うのって珍しいですね』

｢ふふ…
そうだね｣