交通事故1※視点なし ページ33
一高生｢キャッ｣
一高生｢うわっ｣
バスの中はパニック状態
摩利｢ダメだ
避けられない!｣
花音｢吹っ飛べ!｣
森崎｢消えろ!｣
一高生｢止まって｣
花音を始めバスの中で魔法を発動させる生徒達
摩利｢バカ
止めろ!
(こんな無秩序に同じ対象物に魔法を放ったら重ね掛けされた魔法が多すぎて相克してしまう
それではキャスト・ジャミングと同じた
今ここで全ての魔法を圧倒できるのは──)
十文字!!｣
克人｢むっ…｣
十文字が魔法を発動させるようとすると
深雪｢私が火を!｣
深雪がCADを持ちその場に立っていた
摩利｢司波!?
無茶だ!
いくらお前でも──
(こんなサイオンの嵐の中でなんて)｣
一瞬にして魔法が全てかき消された
摩利｢(消えた!?)｣
深雪｢いきます!｣
シュンッ
車の火を消した深雪
しかし車の勢いは止まらない
克人｢防壁は任せろ!｣
ヴン ド
バスと車の間に十文字は防壁を張り車はバキバキバキと破砕した
真由美｢みんな大丈夫?｣
真由美は席を立ち怪我人がいないか確認した
真由美｢十文字くん
ありがとう
さすがね!｣
克人｢…いや｣
真由美｢深雪さんも素晴らしかったわ!
あの緊急時に適度な魔法──
私たち三年生にも難しいわ｣
深雪｢光栄です会長
──ですが
上手く対処できのはバスに減速魔法を掛けてくださった市原先輩のおかげです
市原先輩
ありがとうございました｣
深雪はぺこりとお辞儀をし市原は無言で会釈した
花音｢ウソ…
気づかなかった…｣
摩利｢……｣
摩利は軽く花音の頭を叩いた
摩利｢それに比べてお前は…
真っ先に引っ掻き回して｣
花音｢いた!
でもあたしが一番早かったじゃないですか!｣
摩利｢早けりゃ良いってもんじゃない!
冷静になれ!｣
花音｢すみませんでした…｣
反省している花音に摩利はこれ以上言わなかった
摩利｢(市原の魔法に私ですら気づかなかった
この落ち着き具合は余程の修羅場を経験しているのか…
──それに
あのサイオンの嵐と乱立した魔法式が消えたのは…
いや──消したのは誰だ?
真由美ではない
真由美なら魔法式を撃ち抜く形式の魔法を使う
できるとしたら“あの魔法”…
しかし最高難度の魔法だ
そんなもの誰が…)｣
摩利は外でビデオカメラを持っている玲を見た
摩利｢(まさか…な)｣
深雪達はバスの中で待機し玲たちは外で事故現場を撮りその後バスと作業車はホテルへと向かうため再出発した
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レンサ(プロフ) - 一輝さん» 何回も読んでるだなんて…｡ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2020年7月10日 18時) (
レス) id: deb4c4cfdc (このIDを非表示/違反報告)
一輝 - 1話から何回も読ませていただきましたとても面白かったです続きが気になるので更新楽しみに待っています (2020年7月10日 18時) (レス) id: 61bf71a8cd (このIDを非表示/違反報告)
レンサ(プロフ) - レナナミル♪さん» ありがとうございます(´TωT｀)｡さっき許可しましたので確認してみてください｡ほんとにありがとうございます(´TωT｀)｡ (2020年7月5日 20時) (レス) id: deb4c4cfdc (このIDを非表示/違反報告)
レナナミル♪(プロフ) - レンサさん» しました！友達申請もしました！ (2020年7月5日 20時) (レス) id: aefdd45bb5 (このIDを非表示/違反報告)
レンサ(プロフ) - レナナミル♪さん» ありがとうございます(´TωT｀)｡今日は沢山更新できて満足です｡もしかして作者のお気に入り登録しました? (2020年7月5日 19時) (レス) id: deb4c4cfdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レンサ | 作成日時：2019年9月29日 10時
