名門高校 ページ9
N「ところで、仕事のほうは大丈夫だった？」
Y「うん。それがね、すっごく楽しかったんだよ。はるな愛ちゃんがプラスワンゲストできて、罰ゲームとしてニノの姿をした私と大野君が「Gee」踊ったの！ノリノリで愛想振りまきながらやったからオンエア絶対見てね」
N「嘘だろ…。俺の姿で・・・。Σ(￣ロ￣lll)ｶﾞｰﾝ」
N「っていうか俺の姿だからってそんなことすんなよーー。そしてむかつくからにやにやしながら挑発すんのやめろ！あんまりいじるとちゅーすんぞ。」
Y「えっ。なんかキャラ崩壊してるよ。どっちかというと大野君みたいになってるよ。」
O「えっ、そんなイメージなの！？」
Y「いや、雰囲気が」
Y「話変わるけど、怪しまれずに学校いけた？女子寮の女の子たちのこと変な目でじろじろ見なかったでしょうね？」
N「そんなことしねーよ。それより何なの？あのエリート集団。俺も卒業してから大分経ってるからかもしれないけど全然理解できなかった。」
Y「だいじょーぶ！！私落ちこぼれだから大差ないよ。まぐれで合格しちゃったんだもん。」
S「でも、今二年生なんでしょ？進級できたってことはまぐれなんかじゃないよ、それは。二回も偶然続くわけないもん。そう落ち込むなよ。」
A「あ！！翔ちゃんがなかせたーーーーー！」
Y「違っ！ずっと苦しかったけど、勉強しないからだろって突き放されて勉強するのがつらくなって、精神病にかかって、そしたら周りの人に甘やかされて育ったから心が弱いって言われて親の顔が見てみたいって言われたの。親は世間体とお金にしか興味のない人だから余計に居場所がなくなってたの。だから、そんな急にしかも今日初めて会った人たちにそんな優しい言葉かけてくれるなんて思いもしなくて。」
N「そんな泣くなよ。俺らがAの居場所になるから。俺が板書とって帰ってくるから、家で勉強していつ戻っても平気なように翔ちゃんに教えてもらいなよ。
S「なるべく力になるよ。」
Y「ありがとう。」
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作者名：nikomiya | 作成日時：2019年7月19日 22時
