赤髪ノベルズ！３【あかがみんクラフト】 ≪妄想詰め≫ (ページ6)

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お風呂、入りませんか？　（※腐有）　とも×アイクページ6

アイクside
今日は金曜日。
学校も終わって、軽く友達と話して早めに切り上げる。
今夜は楽しみにしていたミニイベントがあるのだ。
内心うきうきしながら自分は足早に家路を急いだ。

―――

「あ、ともさんですか？」

スマホの画面にはともさんのアイコン画像。
実は、今夜はともさんの家にお邪魔させてもらうことになっているのだ。
今夜泊まって明日の昼ごろ帰る形で、プランは立てていた。
話を持ち出してきたのはともさんで、自分は是非、と話は成立した。

『あ、アイクさん！どう、学校終わった感じ？』
「はい、今家帰ってきたところです。何時ごろの電車乗ればいいですか？」

スマホの向こうからはいつも聞いている透き通った高めの声。ともさんだ。
自分の家からは少し離れているため、電車をいくつか乗り継いで行く必要があった。

―――

「おーいアイクさ～ん！こっちこっち～」

1時間半ほどかけて離れた見慣れぬ地に。駅は帰宅ラッシュの真っ最中で、だいぶ混んでいた。
人の垣根を越えて、ようやくまばらなところに出る。そこで、右前方から聞き慣れた声。

「ともさん！」
「やっほーアイクさん！会うの超久しぶりだよね！」
「そうですね、最後に会ったのが東京ゲームショウでしたからね」
「ね～！じゃさ、早くわっちの家おいでよ！」

―――

ともさんの家は広かった。全体的に白基調で、落ち着いた感じを醸し出していた。
ここで毎日ゲームしてるのか……なんだか夢みたいな気持ちだった。

「ここまで遠かったっしょ。ま、とりあえず風呂はいろ！」
「ですね！」

ともさんとお風呂――。なんだか想像してしまって、一人悶えた。

―――

シャーーー、とシャワーの出る音が響く。
自分は先に湯船に浸かり、ともさんが身体や頭を洗っていた。
赤みがかった茶髪、透き通るような肌、そして薄めの唇。
しかも一番驚いたのは。

「ともさん、意外です」
「なにがー」
「……腹筋、あるんですね」

しなやかにほどよくついた筋肉が、色気を出していた。
なんだか他の人には見せたくないような気がして――、もう遅かった。

つー……

「ほへぁ！？」
「ともさん、そんなに無防備で。自分、たべちゃいますよ……？」

―――
ほんのお遊び程度につくりました。