赤髪ノベルズ！３【あかがみんクラフト】 ≪妄想詰め≫ (ページ35)

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史上最強学生ともども。７　学園パロページ35

【梶鳥㠀利のサークル活動】㠀利side
「逢玖さん俺今日サークル行くけど、逢玖さんは行く？」

授業を全て終えた生徒たちはそれぞれ自由に散る。俺は席から離れず、人が減るのを待った。その間逢玖さんに電話をし、サークル活動の出欠席を問うた。

『どうですかね、まだわかんないです』
「わかった、じゃ俺そろそろ行くから」
『了解です』

通話終了の字が画面に浮かび、俺はスマホをポケットにしまった。足元の大きなエナメルバッグを肩にかけ、講堂を出た。

―――

俺は梶鳥㠀利、バスケサークルに所属している。高身長のおかげとがんばりで、今はバスケサークルのエースとなった。同時に梶鳥財閥の御曹司でもある。
先ほど通話していた逢玖さんは小さい頃からの友人で、本名は藍峪逢玖という。彼も藍峪財閥の御曹司だ。

「ナイッシュー」
「パスパス！」

他学校にも自慢できる大きなジムにはバスケサークルはもちろん、バドミントン同好会やバレー同好会などが声を張り上げて練習に身を注いでいた。俺はふと二階席を見やり、逢玖さんの姿を探す。逢玖さんは特にサークルなどには所属していないが、バスケに興味があると以前言っていたため、見学に誘っておいたのだ。まだ来ていないらしい。

「どうした梶鳥」
「あ、いえ。なんでもないっす」
「そうか。ほれ、突っ立ってると危ねぇぞ、練習だ練習」
「はい！」

どうやら俺が再び練習を再開したとき、逢玖さんは来ていたらしい。後々本人から聞いた話ではあるが、とても楽しそうだったという。サークル員として嬉しい言葉と感想をもらった。

―――

後々逢玖さんは仮でサークルに入ってくれた。仮ではあるが。

―――
とりちゃぁん