愛を込めて花束を 【あちゃみ】 ※別実況者様出演 ページ32
show視点
「ちゃみんにさぁ、なんかお礼したいよね〜」
「お礼？」
今日はまゆたんと二人でマイクラをしていた。こうして二人で遊ぶのも久しぶりだ。俺は適当に食糧の豚や牛を狩っていたところで切りだした。
「お礼というと？ たとえばなにがあるかなぁ？」
「うん〜、なんだろうなぁ」
しかし深く考え始めるとなかなか案が出ないものである。
まゆたんは拠点のチェストを漁る手を止めた。
「あっ、じゃあさ！ 花とかはどうかな？ ちゃみ喜びそうじゃない？」
「あー！ なるほどね〜」
――花。
いいかもしれない。やはり女性のセンスの方が鋭いということだ。俺はその後少し『贈り物 花』と調べ、どんな感じで渡すのがよいのか悩んだ。
―――
まゆ視点
自分で花と言いだしたものはいいけれど、自分は花についてあまりよく知らない。
ちゃみに似合う花？
そう考えれば考えるほど私の頭は重くなっていくのだった。
「と、とりあえず花屋さんに行けばなんとかなるよねっ！」
―――
「すみませーん」
善は急げ。
私は近場の花屋に来ていた。ちゃみのイメージカラーはオレンジ、ちゃみの性格などを店員さんに細かく伝え、どんな花を渡すのか一緒に考えてもらった。
「ありがとうございました〜」
私はビニールに包まれたヒメユリを片手に、家路に急いだ。
―――
『ちゃみ、ちょっと渡したいものがあるんだけどさ。いつ空いてる？』
『んーとね。今週の土曜日空いてるよ』
『じゃあ、……時、……ってとこに来て〜』
『おっけ、楽しみにしとくわ！』
『じゃね〜』
―――
「ちゃみ、いつもありがとう！」
「普段のお礼、受け取ってや〜」
私としょうやんはとあるところにちゃみを呼び出し、花束を渡した。
ちゃみは感極まったようで眼に涙を浮かべていた。
「しょうやん……まゆ……っ！」
人前で弱いところを見せるのを嫌がるちゃみは強がるように涙を拭う。
私はちゃみを抱きしめ、「ありがとう」と言った。
―――
あいをこめーてはーなたばをー
おおげさだーけどーうけとぉーってー
りゆうなぁーんてきかないでぇよねー
あまいものすき （※腐有） わと×とも→←そうならそうと早く言えよ。 （※腐有） よっぴ〜×アイク
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なかぽん(プロフ) - いいと思います！がんばってください！ (2015年12月19日 18時) (
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作者名：NiKo-KiLL | 作成日時：2015年11月3日 18時
