【狩人日記】乱入 ページ4
アイミ視点
夜。私は船着き場でアルマさんを待っていた。
ハンターのランクとしてはまだひよっこ同然だが、モンスターと渡り合うには十分な防具と武器で来ている。防具は壬鯱一式、武器は壬鯱イチナミのハンマーである、シナウミ【壬蔭】。アルマさんは何を使っているのか、まだ知らない。
「よ〜っすアイミちゃぁん。こんばんは〜」
「あっ、はいこんばんはっ！ ――あ、ランス……」
ランスを使っているハンターは多い。しかし、アルマさんのそれは一味違っていた。
「そのランス、Ｘ級ヒャクライのものではありませんか……！？」
「お〜、よくわかったねぇ。そうなんだよね〜。Ｘ級のモンスターはもう意味がわからないくらい強いからね〜。みんなでがんばったよ」
「さすがですね！！」
アルマさんを憧れとしている私にとってそのような昔話は本当にうれしいし、聞いていてためになることがたくさんある。私は出発前からわくわくしながら船に乗り込んだ。
―――
アゲハ視点
「ねぇスズ、シアンナのハンターさんたちはあとどれくらいで来るの？」
「そうね、もうすぐだと思うわ」
「――そう」
極楽の街トルカの大広場に、不穏な空気が流れる。私たちがこの辺りを統括しているからには、この異変は早急に解決しなければならない。
――が、それができないのが現状だった。
―――
アイミ視点
「アルマさん、トルカには行かなくていいんですか？」
「うん、めんどいからいいかな〜って」
「めんどいって……」
予定より早くファメルテムル島に到着してしまい、もうすぐ明け方で朝日が見えてこようかとしているところだった。現地の船着き場は明かりが松明のわずかな光しかなく、少し先はほとんど何も見えなかった。
「あっ、アルマさん。もう少し歩くと出現予測地です」
「おっけ、じゃそろそろ武器の用意して〜」
すると、今まで柔らかかったアルマさんの顔が強張る。来るのだろうか。
しかし私は何か違和感を覚えた。
「――っ、アイミちゃん避けてっ！！」
「――ぇ」
咄嗟に身体をねじり、左に転がる。アルマさんは逆に避けた。
これだ、違和感の原因。響石獣ではない、このモンスターは――
「なぜ、この地に……！？ ――虹雀鳥、キオメテラ……！！」
―――
またもや展開が急ですｗ
ごめんなさいｗ
最近MHFのゆっくり実況をなさっている、ミムスさんの動画を見ています。
初めてではなく、だいぶ昔にみていたのですがねｗ
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作者名：NiKo-KiLL | 作成日時：2015年10月18日 1時
