赤髪ノベルズ！２【あかがみんクラフト】 ≪妄想詰≫ (ページ5)

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赤蔵学園振興総合部！Ⅶ　（年齢操作有）ページ5

あつおside
わとさんとは旧知の仲であって今でも仲がいい。
今まで部活にもクラブにも所属していなかったわとさんの口から、まさかあんなことが発せられるとは。さすがの俺も思っていなかった。

――――――

「バステンさん、俺たちの部活入る気ぃ、ないと？」
「……はい？」

それはつい３日前のことだった。
突然俺の講堂にわとさんが乗り込んできたか、と思えば急にそんなことを言い出した。
わとさんが、最近入学した赤蔵理事長の息子さんが創部した部活に入ったという話は聞いた。
もちろん赤蔵君の創部した部活の承認には俺もそらさんと話し合ったし、それも悪くないかな、と思っていたが――。

「……明日は雨、ですかね」
「なっ！？そんなこと言わんといてよぉ！頼むから話聞いてや！」
「わかりました、聞きますよ」

わとさんは部活の人員募集に回っているらしく、俺はその人材に引っかかったということだ。
他にもあいくさんやとりさんにも話をしに行くと言っていて、わとさんはもの凄く勧めてきた。

「なるほど、楽しそうですね。入ってもいいかもしれませんが……」
「ほんと！？」
「でも、もう少し考える時間をください。そうですね……１週間後にまた俺のところに来てください。答えはそのときまで待ってください」

前代の会長から聞いたまででは、動画作成部は相当悪い生徒の集まりだったらしい。
赤蔵君が、どこまでそれを正しい部にできるか、それが見物だ。

――――――
アイクside
「Ｙさん、答えは決まりましたか？」
「……まぁ、だいたいは」

だいたい、ってなんですかと思いながら、自分は広げた参考書とノートに目を移す。
自分が書いたノートのページには細かくたくさんの文字が詰め込まれている。
わとさんに誘われたあの部活の入部には、実際もう腹は決めていた。
Ｙさんはほとんど決まっているらしいが、いまいちその気になっていないのかどこかふわふわとしていた。

「自分は入りますよ」
「じゃ俺も入ります」

Ｙさんにその気になってもらうべく、答えを口にする。
その瞬間、Ｙさんはがばっと頭をあげ、だいたいのその答えを出してくれた。
そう来なくっちゃな。
自分は再びノートに文字を綴り始めた。

――――――
どもども～NiKo-KiLLです！
赤蔵学園長くなりそうですねｗｗ
他のシリーズも少しずつ書いていきます～