赤髪ノベルズ！２【あかがみんクラフト】 ≪妄想詰≫ (ページ30)

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狩人前線依頼アリⅨ　（年齢操作・パラレル・他実況者出演有）ページ30

トモside
いよいよ戦いが始まった。
迎撃拠点地は先ほどより緊迫した空気が張り詰めている。わっちはショウさんとアイコンタクトをとり、前線部隊が集結しているところに走る。
オルトリックのハンターたちはもちろん、リオルトのハンターたちも集まっている。

「わかっているとは思うけど、ルタ・セルゲンティは超大型モンスター。攻撃ひとつでも喰らったら、ひとたまりではないことは百も承知であってほしい。――健闘を祈る」

クミさんは初めて出会ったときと同じく、硬い表情をしていた。
そして、クミさんの一声でその場のハンターたちの士気があがるのがわかった。
わっちも初めての迎撃戦に備える。

―――
「ショウさん！！」
「おっけでっす！！」

わっちはショウさんと連携を取り、前線を一気に駆け抜けた。
ルタ・セルゲンティは飛翔していて、まだこちらに気付いている様子はない。これを好機とみて、わっちが先に走り、ショウさんが後に続いて走った。向こうは飛翔しているかつ図体が大きいため、自分より遥かに小さなハンターに気付くのに時間がかかる。
こちらには気付くものの、咆哮をあげるまでには既にこちらから手が出せるだろう。
これもクミさんが貸してくれた書に書いてあった。

「トモさん！ルタに近づいて接近戦をお願いしますっ！俺は笛を先に吹くんでその間に！」
「了解っ！！」

一瞬だけ後ろを振り向くと、わっちたちの後に続いたハンターたちがそれぞれ狙う方向へと散っていくところだった。ショウさんは懐から鬼人笛を取り出し、いっぱいに吹いた。
それを皮切りに、わっちは太刀の届くルタの前足に向かって太刀を振り下ろした。

―――
さぁ始まりましたァ！！！(色々疲れておかしい)
もう前置きが長いのは私の悪い癖です、すみません。
狩人戦線長くなるのでかなり引きずります。