ヤキモチ？ ページ5
私も真っ赤な顔でウヨンを見る……
「Aも…ジュノとのキス、消えた？」
「絶対この１週間、ジュノのことばっかり考えてたでしょ？」
「………で、でも、どうしようって思ってただけだよ？」
「…それでも、俺じゃない男のこと考えてたのに変わんないじゃん」
「Aは……俺のじゃないの？」
「…え？」
「……俺のでしょ？」
「……わ、私は、私のものだし！」
ジュノさんの前で恥ずかしくて、つい憎まれ口を叩く…
「…ふーん…」
…すると、ウヨンが私を引っ張ってソファに押し倒す
「！？」「？？！」
私の上に覆い被さって
「…そんなこと言うなら…今ここで、抱くよ？…俺のだって、見せつけるけど……？」
「……〜っっ！！」
ジュノさんは真っ赤になって固まってる……
「……わ、私はウヨンのです！ウヨンのことしか考えてないよ、本当は！！」
私も真っ赤になって答える…
「…ふふ」
ウヨンが笑って私を起き上がらせる…
「…よし」
「手、出さないでね？ジュノ」
「出さないよ！！バカ！！」
「あははは！ジュノ、真っ赤〜！」
「当たり前だろ！あんなん見せられたら！！」
「中二には、刺激が強かったか…」
「う、うるさいし！！」
「あはは」
ウヨンは笑いながら控え室を出ていく…
…私は呆然とその場に佇む……
「…ちょっと、早く出てってよ。また勘違いされてあんなん見せられるの、俺イヤだよ！！」
「…あ、あぁ。ごめんなさい…」
私も控え室を出る
……呆然……
ウヨンが…あんなことするなんて……
…いつも飄々としてるのに……
……あれは、ヤキモチ…？
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作者名：hana | 作成日時：2018年7月9日 7時
