R.O.S.E 2 (ページ34)

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友だちページ34

「ジュノは彼女、いないの？」

「……いない」

「…なんで？作らないの？」

「んー…いらない。めんどくさいし…」

「えー…仕事終わった後とか、お休みの日とかどうしてるの？寂しくない？」

「……曲作ったり、ライブのこと考えたり…猫と遊んだり…」

「へぇー…」

「…猫がいれば、女はいらない」

「……ほんとに？…愛したり、愛されたり、って結構いいもんだよ？」

「………」

「…私も少し前までめんどくさいって思ってたけど、ウヨンに出会ってからは……いいなって思うようになった」

「…チッ……ノロケかよ…」

「ふふふノロケ、かも？」

「……うざい…」

「ジュノも、【恋】しなよー！いいよ？【恋】って」

ジュノの腕をツンツンする…

「…うるさいな、あっちいけよ」

ってシッシッてされる

「…冷たい…」

「俺は、別にお前の友達でもなんでもないし」

「…えー、友達じゃないの？」

「……違うし」

…ムーー

「…だーかーらー！」

「あー、もう！癖なの！！うるさいよ！いちいち」

なんてワチャワチャしてたら…

「…なんか、仲良さそうだね？」

「？！」「！？」

二人で振り向く

「あー、チャンソン」

「お疲れ様」

「ジュノ、いつの間にそんなに社長さんと仲良しになったの？ウヨンに叱られるよ？」

「別に仲良くないし……こいつ、ウザイし…」

ムー…

「ジュノだって、全然優しくないし」

「…ウソつけ、優しいって言ってただろ？」

「……間違いだった！！」

「あははは」

チャンソンさんが、爆笑してる

「社長さんって、話しやすい人だったんだね。もっと、硬いヒトなのかと思ってた」

「あー、なんか……ここにいると素が出ちゃって……」

「ちょっと、引き締めます」

顔を真顔にして、姿勢を正す

「あははははは！！！」

「なんだ！それ！！」

ジュノがお腹を抱えて爆笑してる

「私は社長ですから」

「ふふふ面白い人だね？社長さん」

チャンソンさんも笑ってる

なんだか、居心地がいいグループだな