R.O.S.E 2 (ページ25)

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行方不明？【ウヨンside】ページ25

廊下を歩いていると…

ふいに腕を引っ張られて廊下の隅に連れてかれる…

『……はぁ。…なに？』

『…オッパ。やっぱり知らん顔はちょっと、寂しいんだけど…』

セナが首に巻き付いてくる…

『……やめて…』

腕を外す…

今度は腰に腕が回る…

『……セナ…ほんと、やめて…』

『…オッパ、じゃあ一回だけでいいから、キスしてよ』

『………』

『……軽いのでいいからー』

『………』

……めんどくさい…

俺は、めんどくさくなって、セナの顔を引き寄せる

軽く唇にキスをする

……と、

セナが首に巻きついて、唇を押し付けてくる

セナの舌が絡み付いてくる……

………

……気持ち悪い…

セナを引き剥がす…

『…ほんと、やめて』

俺は唇を腕で拭く

『もう、俺に話しかけないでね』

俺は、セナをその場に残して控え室に戻る……

……A、以外とするキスが…こんなに気持ち悪いものだったなんて……

はぁ。気持ち悪い……

Aとキスしたい……いますぐ……

控え室に戻ると…

『ウヨン！！ジュノ見なかったか？！』

マネヒョンがなんか焦ってる…

『？見てないけど…』

『お前が出ていってからすぐ、ジュノも飲み物買いに行ったはずなんだけど……』

『……知らないよ？』

……ジュノに…見られたかも………

コンコン、

『失礼します』

…あ、Aの会社の……

『…あれ？…社長、こちらに来てませんか？』

『…え？』

…A、来てるの？

『社長さん、いらしてるんですね。今日はまだ見てませんよ』

クンヒョンが答える

『え？先にご挨拶に向かったはずなんですが……』

『………』

………ジュノも、いない…

…Aも……いない…？

『おいおい！なんだなんだ！？その組み合わせが行方不明って怪しすぎるだろ？！』

『テク！！これは、探しにいかなくては！！』

『そうだな！ミンジュン！』

テクヒョンとミンジュンヒョンが出ていく…

………

『…ウヨン…社長さん、来てたの知ってた？』

チャンソンに耳打ちされる…

『いや、しらない』

『…とりあえず、探しに行くか』

俺たちは、Aとジュノを探すことにした