運命 2 (ページ6)

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気付かれてた【ジュノside】ページ6

【ジュノside】

韓国に戻ってからおれは
日本で行われるおれのソロツアーの練習に励んでいる

今日もスタジオに隠りっぱなし

～♪

……納得がいかない…

もう一回最初から踊ろうとしていたところに

『ジュノヤーーーっっ！！』

突然後ろから抱きつかれる

『！？…ミンジュニヒョン！びっくりした…』

『わははは！悪い悪い！どうだー？励んでるかーー！！』

『…あー、ちょっと納得いかないとこあって、もう一回やるとこ』

『…お前、あんまりこんつめすぎるなよー』

『ヒョンは心配だ…』

『これくらい大丈夫だよ』

『ヒョンはどうしたの？なんか用？』

『おれもちょっとスタジオこもって曲作りしてたけど、飯食いに行こうと思って、誘いに来た』

『…あー、おれ、もうちょいやりたいから、いいや』

『ちゃんと、飯食べてるのかー？ジュノー…』

『大丈夫だよ、ツアーに向けて体も絞りたいし…』

『ちょっと痩せたぞーー？！ジュノやー…なぁ、ヒョン？』

ミンジュンヒョンが隣に立つマネヒョンを見る

『そうなんだよなー、ミンジュン…おれもちょっと心配してるんだよ』

『もう！二人ともうるさいよ！大丈夫だから飯食ってこいよ！！行って行って』

手でシッシッとする

『ジュノヤー…』

『……ジュノ、Aさんに言うぞ』

『？？！！』

『A？ヒョン、誰だそれは！』

『ジュノがろくにメシも休憩も取らずにずっと練習してるって言うぞ！！』

『ヒョン！！！！？』

『ねぇ！誰？誰？！』

『おれ、知ってるんだからな！！お前が…

モガッ

急いでヒョンの口を塞ぐ

『…いくよ、いくいく。飯食うから…』

『ジュノ！ヒョン！！誰だよ！なんだよ、Aって』

『ミンジュニヒョン！うるさい、黙れ』

『ヒョーーーン！！冷たい！ジュノが冷たいーーー』

隣にたつマネヒョンを睨む

気付かれてたか、

やっぱり、なんかおかしいと思ってたんだ

……まぁ、でも、ちょっと…たしかに詰めすぎてたかな。

おれは、マネヒョンとミンジュニヒョンとメシを食いに行くことにした

…いやな予感しかしないけど…

『ジュノヤー！教えろーーっっ！！！』