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至福の時間【ジュノside】 ページ39
「A？おれ、もうだめかも…」
「ん？」
「おれ、もう一人で寝られないかも…」
「Aの温もりがないと…寝れない」
「…はぁ、はぁ、ジュノ？…わたしも…おなじ」
「…ずっと、ここにいてよ」
「…ずっと、ここにいる、」
激しく揺さぶる俺の下で、俺の揺さぶりに合わせてゆれるAをみながら、
おれたちはまた高みに昇る
「はぁ、はぁ、はぁ、」
Aの頬に手を添えて、キスをする
俺の腕に抱え直して、おれは目を閉じる
Aの規則正しい寝息が聞こえる
おれもその寝息を聞きながら、深い眠りに落ちる
おれの、知らなかった
至福の時間
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作者名：hana | 作成日時：2018年6月6日 23時
