運命 2 (ページ25)

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ひとつに…3【ジュノside】※大人表現ありページ25

おれにも、背負わせてほしい…

「…A？…おれと、ひとり…なろう？」

「え？」

「Aは、おれで、おれは、Aだ」

「こころも…カラダも…」

Aのハーフパンツと下着を下ろし、おれも脱ぐ

もっと、ゆっくりAを抱くつもりだったけど…

早くひとつにならないといけないような…気がした

おれは用意していた袋を取り出して

自分に付けると、Aにあてがう

「A？ちょっと、痛いかも…ごめん」

「ジュノ…痛くして？…わたしの痛みを…ジュノの痛みにかえてほしい…」

「…A…」

おれはAの奥へ無理やり進む

「あぁっ！！」

痛みに顔を歪めるA

思わず腰をひいて、Aを抱きしめる

「…ごめん、…」

「……はぁ、ジュノ？やめないで…大丈夫だから、、そのまま…きて？」

ギュッとAを抱きしめたまま、

ググッと奥へ進む

「っ！あぁっ！」

おれにしがみついてくるA

Aの爪がおれの背中に食い込んで、

傷を作った、痛みがはしる

「……はぁ、はぁ、はぁ」

ググッ

「……はぁ…A？」

「……ジュノ…」

Aの頬に涙が流れる

「…A？…おれたち、

ひとつになったんだ」

「Aの

痛みも、苦しみも、悲しみも、うれしいことも、たのしいことも、

ぜんぶ、おれのものだ」

「それで、おれのうれしいことも、たのしいことも、

ぜんぶ、Aのもの」

「…ジュノの、痛みと苦しみと悲しみは？」

「…そんなもの、おれにはない」

「え？」

「もし、この、先、おれに悲しみとか苦しみがくるなら

それは、Aがおれのそばからいなくなるとき…かな？」

「おれの苦しみ、作るなよ」

笑って、

おれはゆっくり動き出す