運命 2 (ページ24)

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ひとつに…2【ジュノside】※大人表現ありページ24

だきしめたまま

Aの膨らみにある、邪魔な布を外した

「あ！」

Aは座り込んでおれにギュッとしがみついた

「なんだよ、みえないだろ？」

「は、はずかしいもん」

…もんって、かわいいな…

おれはしがみつきてるAの両手を取って

後ろに押し倒す

ベッドにAの両手を縛り付ける

「あ！やだ！」

「…キレイだよ？」

「………汚いよ、…わたしは汚れてる…」

……

またそうやって、影を落とす…

「…おれが、キレイにしてやるよ」

そう言って、Aの膨らみに唇を這わす

「っ！あぁ、あ…ん」

Aの先端を口に拭くんで舌でころがす

「あぁっ、はぁ…」

Aの声がドンドン色っぽくなってくる

…そうやって、おれのことだけ考えてればいい…

…苦しいことは、ぜんぶおれが拭ってやるから…

Aの胸からお腹に唇をずらしていく、

おへそのあたりにキスをすると

Aが突然背中向ける

「…A？」

「…っく…ひっく」

泣いてる…？

「…A？どうした？…イヤだった？」

「…ちがう！違うの…」

「ジュノが……ジュノが好きなの…」

「…うん」

「幸せすぎて……こわいの

わたしは…汚い…汚れてるのに…
」

背中を震わせて顔を伏せて泣いてる

おれはAを抱き起こして、正面から強く抱きしめる

「…」

「ジュノが、ジュノがいないと…もう、わたし息の仕方もわからなくなる…」

「…うん」

「……ジュノのそばにいると……すごく、しあわせで……怖い…

こころも、からだも、ジュノがいないと…

チュッ

「…おれは、いなくならないよ？」

「…ずっとAの前にいる…」

「…息の仕方がわからないときは、キスして息をさせてやるし」

「幸せで、こわい時は……ずっと抱きしめて……こわくなくなるまで、、なにも考えられなくなるように…抱いてやる」

「Aは、一人じゃないよ？おれが、いる」

「Aの、しあわせはおれのしあわせ。おれもしあわせに、なっちゃ、いけないの？」

「ジュノ……ジュノ……」

ギュッとしがみついて涙を流すキミをおれは全力で抱きしめる

…この小さなカラダにどれだけの辛さや悲しみを抱えているの？